WordPressテーマ『SWELL』を使った素敵なサイト、ブログを集めました!! | SWELL DESIGN GALLERY by WebNote+
2024年4月にリニューアルしました!絞り込み検索やお気に入り機能もあります。ぜひ見ていってください!
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この記事では、WordPress 5.9から導入された、WordPressのフルサイト編集に対応したブロックテーマの中から、日本国内の素敵なテーマを紹介していきます。
WordPress 6.2からはサイトエディター機能の”β版”表記も消えたので、これからますますブロックテーマやフルサイト編集も盛り上がっていくのかなと楽しみにしているところです。
僕も少しずつブロックテーマを触り始めていますが、なかなか楽しいぞ…!と感じています。
ブロックテーマが気になっている方は、この記事で紹介してるブロックテーマをぜひ使って見てください。
国内で新しいブロックテーマがリリースされたら都度追記していきます。
用途・目的別のおすすめWordPressテーマ
ブロックテーマとは、WordPress 5.9から追加された新しいWordPressテーマの形態です。ヘッダーやフッター、サイドバーなど、サイト内のすべてのコンテンツをブロックエディターベースで編集する「フルサイト編集機能」に対応したWordPressテーマのことを指します。
一方で、SWELLやSnow Monkeyといった従来のWordPressテーマはクラシックテーマと呼ばれるようになりました。
ブロックテーマでは、クラシックテーマに存在するウィジェットやカスタマイザーが無く、サイトエディターから全てのパーツをブロックで編集するようになっています。
クラシックテーマに慣れていると最初は戸惑いますね…!笑
現状、これらを含めWordPressテーマの形式として大きく4種類に分けて表現されることがあります。
※4つの分類を、WP TAVERN様のBlock, FSE, Hybrid, Universal? What Do We Call These New WordPress Themes?の記事を参考に以下表にまとめました。翻訳がおかしかったらすみません。。。
クラシック テーマ | ブロックテーマ登場前まで使われていたテーマ。 PHPベースのテンプレートから作られている。しかし、ブロックテーマとして認定されるために必要なブロックHTMLテンプレートはない。 |
ブロック テーマ | ブロックのみで構成されたHTMLテンプレートから作られている。 サイトエディター、テンプレートエディター、グローバルスタイルインタフェースなどが使える。 |
ハイブリッド テーマ | クラシックテーマでありながら、テンプレートエディターやtheme.jsonなど、1つ以上のブロックテーマの機能を持ったテーマ。 |
ユニバーサル テーマ | ブロックテーマでありながら、カスタマイザーなどクラシックテーマの機能も持ったテーマ。 |
この記事では、国内のサイトエディターが使えるブロックテーマと、theme.jsonが導入されているハイブリッドテーマを紹介します。
日本国内で開発され、配布されているブロックテーマを4つ紹介します。
unitoneは、株式会社モンキーレンチのキタジマタカシさんが開発されているWeb制作者向けのブロックテーマです。
unitoneの基本情報は以下のとおりです。
項目 | 説明 |
---|---|
テーマ名 | unitone |
開発者 | 株式会社モンキーレンチ |
ライセンス | 100%GPL |
金額 | 無料 ※有料サブスクの拡張サービス有り |
公式サイト | https://unitone.2inc.org/ |
公式ディレクトリ | – |
WordPressテーマunitoneは無料することもできるテーマですが、有料のサブスクリプションプランも用意されています。
サブスクリプションプランを契約すると以下のサービスが利用できます。
unitoneの開発者キタジマさんは、Web制作向けWordPressテーマとして超有名なSnow Monkeyも開発されています。
unitoneの特徴について、公式サイトを引用して紹介します。
unitone はフルサイト編集に対応した web 制作者向けの WordPress テーマ(ブロックテーマ)です。Every Layout にインスパイアされて開発しており、レイアウトプリミティブなブロック、ルールに基づいたタイポグラフィ、ブレイクポイントではなくコンテンツに基づいたレスポンシブデザイン(Intrinsic Web Design)などの特徴があります。
引用:https://unitone.2inc.org/
unitoneには、WordPressコアのブロックの他にオリジナルのカスタムブロックが複数用意されています。
unitoneはひとつひとつブロックの役割がシンプルな構造になっていて、複数のブロックを組み合わせていくことでレイアウトを作っていくため、使い方に慣れると自由度がとても高く感じられるはずです。
ブロックの使い方に慣れるまでは少し戸惑うかもしれませんが、あらかじめブロックがレイアウトされているブロックパターンを開発者さんが多数用意してくれています。
unitoneで配布されているパターンは、無料でエディターから直接挿入できるパターンと、unitoneライセンス契約者のみが公式サイトからコピペして利用できるものの2種類あります。
また、テンプレートパーツも細かく多数用意されているので、サイト全体のデザインやレイアウト制作を強力にサポートしてくれるはずです。unitoneに用意されているテンプレートパーツは以下のようになっています。(記事執筆時点:2023/7/13)
デザインやレイアウトに関係するブロックは豊富ですが、記事を執筆する際に便利な段落ブロックのスタイルや文字装飾機能がunitoneには無いため、もし必要な場合はSnow Monkey Editorプラグインを組み合わせて使うのが個人的にはおすすめかなと感じています。
それから、サイトエディターの機能のひとつ、スタイルバリエーションも複数用意されているため、一瞬でサイトの雰囲気を変えることができる点も楽しいですし便利です。
X-T9は、株式会社ベクトルさんが開発されているブロックテーマで、WordPress公式ディレクトリに登録されています。
X-T9の基本情報は以下のとおりです。
項目 | 説明 |
---|---|
テーマ名 | X-T9 |
開発者 | 株式会社ベクトル |
ライセンス | 100%GPL |
金額 | 無料 ※有料サブスクの拡張サービス有り |
公式サイト | https://x-t9.vektor-inc.co.jp/ |
公式ディレクトリ | https://ja.wordpress.org/themes/x-t9/ |
X-T9開発元のベクトルさんは、有名なWordPressテーマLightningをはじめ、WordPress関連製品を多数販売されていて、WordPressのイベントなどにも積極的に参加・登壇されている信頼感が抜群の企業です。
WordPressテーマX-T9は無料で利用できるテーマですが、ベクトルさんの製品やサービスが自由に使える有料ライセンス「Vector Passport」が用意されています。
Vector Passportを契約するとX-T9の利用において以下のようなメリットや特典があります。
Vector Passportは、ベクトル製品を利用するなら個人的に強くおすすめできるサービスなので、ぜひ検討してみてください。
X-T9に4種類のスタイルバリエーションが用意されています。(記事執筆時点:2023/7/13)
X-T9はテーマ本体には独自のブロックやコアブロックの拡張機能などはありません。無料プラグインのVK BlocksやVector Passportライセンス保有者が利用できるVK Blocks Proを組み合わせることでかなり豊富なブロック機能が使えるようになります。
また、デモサイトデータをインポートすることで素早くサイトを整える「クイックスタート」サービスが用意されている点がとてもありがたいです。
ブロックテーマの使用経験が少ない方には特に重宝するサービスかなと思います…!
Cormorantは、オレインデザインさんが開発されているブロックテーマで、WordPress公式ディレクトリに登録されています。
Cormorantの基本情報は以下のとおりです。
項目 | 説明 |
---|---|
テーマ名 | Cormorant |
開発者 | オレインデザイン |
ライセンス | 100%GPL |
金額 | 無料 |
公式サイト | – |
公式ディレクトリ | https://ja.wordpress.org/themes/cormorant/ |
Cormorant独自のカスタムブロックはありませんが、コアブロックに対してブロックスタイルが多数用意されています。
また、他テーマ同様に多数のブロックパターンやスタイルバリエーションが用意されています。
それから、カラーパレットがかなり充実しています。特にグラデーションのパターンがとても多い点が個人的には良いなと感じました。※グラデーションのパターンは選択しているスタイルに連動して切り替わるようになっています。
Hakoniwaは、株式会社 AnimaGateさんが開発されているブロックテーマで、WordPress公式ディレクトリに登録されています。
Hakoniwaの基本情報は以下のとおりです。
項目 | 説明 |
---|---|
テーマ名 | Hakoniwa |
開発者 | 株式会社 AnimaGate |
ライセンス | 100%GPL |
金額 | 無料 |
公式サイト | https://hakoniwa.animagate.com/ |
公式ディレクトリ | https://ja.wordpress.org/themes/hakoniwa/ |
Hakoniwaのテーマ本体にはカスタムブロックは用意されていません。ただ、コアブロックのスタイルが追加されています。
特に、個人的には段落ブロック、グループブロック、見出しブロック、リストブロック、画像ブロックなど記事を執筆する際に頻繁に利用するブロックに多数のスタイルが追加されている点がものすごくありがたいです。
また、Hakoniwaには専用の機能拡張プラグインが2種類用意されています。
Hakoniwa Toolsでは、SEO関連の設定やアクセス解析などサイト運営に便利な機能が追加されます。
Hakoniwa Blocksでは、サイト運営で活躍する高機能なカスタムブロックが使えるようになります。
もちろん、Hakoniwaにも他テーマ同様にブロックパターンが複数用意されています。スタイルバリエーションは2種類用意されています。(記事執筆時点:2023/7/13)
Hakoniwaは、拡張プラグインを活用することで、サイト制作だけでなくブログ運営にも活用できるようなブロックテーマになっているのではないかと感じています。
記事執筆時点(2023/7/13)でリリース間もないテーマなのですが、とても気になっているブロックテーマです…!
クラシックテーマながら、theme.jsonを導入することでよりブロックに関連する設定が柔軟にできるようになっているハイブリッドテーマを2つ紹介します。
LightningはブロックテーマX-T9と同じ、株式会社ベクトルさんが開発されています。
Lightningの基本情報は以下のとおりです。
項目 | 説明 |
---|---|
テーマ名 | Lightning |
開発者 | 株式会社ベクトル |
金額 | 無料 ※有料サブスクの拡張プラグイン有り |
公式サイト | https://lightning.vektor-inc.co.jp/ |
公式ディレクトリ | https://ja.wordpress.org/themes/lightning/ |
Lightning自体は無料のWordPressテーマですが、X-T9同様に、同社のVector Passportライセンスに含まれるプラグインなどを自由に組み合わせながらあなた好みのサイトを作ることができるはずです。
Lightningでtheme.jsonを有効化する方法や、後方互換性の課題などについては公式サイトにて解説されているので、目を通してみてください。
Nishiki ProはブロックテーマHakoniwaと同じ、株式会社AnimaGateさんが開発されています。
Nishiki Proの基本情報は以下のとおりです。
項目 | 説明 |
---|---|
テーマ名 | Nishiki Pro |
開発者 | 株式会社 AnimaGate |
ライセンス | 100%GPL |
金額 | 17,800円 ※買い切り型 |
公式サイト | https://support.animagate.com/product/wp-nishiki-pro/ |
公式ディレクトリ | – |
Nishiki Proは有料のWordPressテーマですがライセンスは100%GPLが採用されています。
1サイトごとにライセンスを購入する必要があります。初回購入は17,800円ですが、2ライセンス目以降は30%オフの12,460円で購入できる体系になっています。
Nishiki Proはレーダーチャートやブロークングリッドレイアウトブロックなど、他テーマにないユニークで高機能なブロックが個人的にお気に入りのWordPressテーマです。
Nishiki Proでtheme.jsonを有効化する方法や、後方互換性の課題などについては公式サイトにて解説されているので、目を通してみてください。
国内の開発者さんが手掛けるブロックテーマと、theme.jsonに対応したハイブリッドテーマを紹介しました。
特にブロックテーマにおいては、今後のWordPressの開発の中心になるはずですので、ぜひ最新の情報をキャッチしながら、使って見てください。
クラシックテーマとは大きく異なるので最初は戸惑うかもしれませんが、個人的にはレイアウトの自由度も高くとても楽しいなと感じています。
まだまだ使いこなせていないので、これからいろいろ試していく予定です…!
ブログ運営にも使いやすそうなブロックテーマが今後登場してくると個人的には嬉しいので、今後に期待したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
用途・目的別のおすすめWordPressテーマ
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