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ブロックエディター(Gutenberg)機能が充実したWordPressテーマ6選

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ブロックエディター(Gutenberg)機能が充実したWordPressテーマ6選
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ブロックエディターの機能が充実していて使いやすい国内のWordPressテーマを厳選して紹介します。

ブロックエディターが充実したWordPressテーマを使用することで、HTMLやCSSの知識が無くても素敵なサイトのデザインが作れたり、見やすい記事の装飾がマウスをポチポチ操作するだけでできてしまいます。

また、現在のWordPressテーマの開発の方向性としてもブロックエディターの改善・機能向上に注力している事は間違いないので、ブロックエディターの機能開発に積極的なWordPressテーマを選ぶことで、よりあなたのサイト運営や制作を強力にサポートしてくれるはずです。

ぜひ、この記事を参考に素敵なWordPressテーマを見つけてもらえたら嬉しいです。


目次

WordPressテーマ選びはブロックエディターへの対応度が大切

2024年4月時点でWordPressテーマの選び方で重要なポイントは、ブロックエディター(Gutenberg)の機能が充実しているかといった点だと考えています。

ブロックエディターは2018年12月にリリースされたWordPress 5.0で実装された新しいエディター(編集画面)のことです。

ブロックエディターの編集画面
ブロックエディターの編集画面

Gutenberg(グーテンベルク)という名称を見聞きしたことがある方も多いと思いますが、ブロックエディターを含めたWordPressの開発プロジェクトがGutenbergと呼ばれており、編集画面のことはブロックエディターと呼ばれています。

ブロックエディターが登場する前のエディターはクラシックエディターと呼ばれていて、2024年4月時点でクラシックエディターを使うためには、専用のプラグインをインストールし有効化する必要があります。

クラシックエディターの編集画面
クラシックエディターの編集画面

クラシックエディターのサポートはいつまで続くか不透明

クラシックエディターは古いエディターのため、今後保守やサポートが打ち切られてしまう可能性があります。

ですが、ブロックエディターとクラシックエディターは使い勝手が大きく異なるため、クラシックエディターに慣れている方の中には、ブロックエディターへの移行はしないという方もいらっしゃるのが実情です。

クラシックエディタープラグインのサポート期間については、プラグインの公式ページで以下のように記述されています。

2023年7月時点で、サポート期間について以下のように表現されています。

Classic Editor は公式な WordPress プラグインであり、少なくとも2024年まで、または必要なくなるまでの間、完全にサポート・保守されます。

引用元:https://ja.wordpress.org/plugins/classic-editor/

クラシックエディターのサポートはまだ続きそうですが、現在のWordPressの開発状況を考えると、今後クラシックエディター機能が進化する可能性はほぼ無く、ブロックエディターが中心になって進んでいくので、いずれはブロックエディターに移行するべきだと僕は考えています。

ブロックエディター(Gutenberg)は直感的な操作が可能!

ブロックエディターはデザインや装飾など直感的に操作することができます。ブロックと呼ばれる要素を組み合わせてコンテンツを作成していくイメージで編集します。

以下の動画は、この記事でも紹介するWordPressテーマSWELLのブロックエディターを操作している様子です。

SWELLのブロックエディター

難しく感じるかもしれませんが実際にはとても簡単で、基本の操作はWordやメールを使うイメージで、文章を入力→Enterキーで改行→文章を入力という流れを繰り返すだけです。

ブロックエディターの使い方については、以下の記事にまとめているので参考にしてください。

また、ブロックエディターはHTMLやCSSといったコーディングのスキルがなくても様々なレイアウトを組むことができる点も魅力のひとつです。当サイトのトップページも一部だけCSSで調整したものの、基本はブロックを配置しているだけで作成しています。

ブロックエディターは日々機能が追加されていて、使い勝手も向上し続けています。

そのため、サポートが終了するかもしれないクラシックエディターではなく、今後ますます進化していくブロックエディターへの対応が充実したWordPressテーマを選択することが重要になると考えています。

ブロックエディターを活用した新しいWordPressテーマの形式も登場!

2022年1月にリリースされたWordPress 5.9でブロックエディターをより活用した新しいWordPressテーマの形式が登場しました。

この新しいテーマは、フルサイト編集と呼ばれる新しいWordPressの編集形式に対応したテーマのことで「ブロックテーマ」と呼ばれます。ブロックテーマでは、ヘッダーやフッターなども含めたサイト内の全てのパーツをブロックエディターベースで編集することができるようになりました。

ブロックテーマの登場により、それ以前のWordPressテーマのことは「クラシックテーマ」と呼ばれるようになっています。紛らわしいですが、クラシックテーマとクラシックエディターは別の意味なので注意です。

ブロックテーマやフルサイト編集はまだ開発途上であり、2024年4月時点で日本国内ではまだそこまで普及していない印象を受けます。特にブロガー・アフィリエイターさんに関してはほぼクラシックテーマを活用されているはずです。

国内のブロックテーマもまだ数が少ないですが、現状公開・配布されているブロックテーマを以下の記事にまとめています。

この記事で紹介するブロックエディター機能が充実したWordPressテーマは全てクラシックテーマになっています。ぜひWordPressテーマ選びの参考にしてください。

ブロックエディター機能が充実したWordPressテーマ6選

ブロックエディター機能が充実していて使いやすいWordPressテーマを以下のとおりピックアップしました。

それぞれ紹介していきます。

SWELL

WordPressテーマSWELL

SWELLは株式会社LOOSの了さんが開発されているテーマで、本来はブログ向けのWordPressテーマですが、テーマの完成度の高さや高機能さからコーポレートサイト制作でも人気のテーマです。

SWELLの基本情報は以下のとおりです。

項目説明
テーマ名SWELL
開発者株式会社LOOS
ライセンス100%GPL
金額17,600円 ※買い切り型
サポートフォーラム / Discordコミュニティ
公式サイト
公式ディレクトリ
SWELLの基本情報

SWELLは、ブログ向けテーマの中で国内人気No.1と言っても過言ではないWordPressテーマです。

SWELLのブロックエディター機能の完成度の高さと使い心地の良さが最大の特徴です。豊富なカスタムブロックもそろっているため、ブログ記事の執筆だけでなくコーポレートサイトなどのデザインを作り込むこともできます。

僕がブログ記事で特に重宝しているブロックエディター機能としては、広告リンクを一括で管理できる広告タグ管理機能やセル結合やセル背景に記号なども挿入できるテーブルブロックなど多数あります。

SWELLのテーブルブロックで比較表を作る手順-1
SWELLのテーブルでは良い感じの比較表も簡単に作れる!

SWELLの便利なブロックエディター機能はここで紹介しきれないので、ユーザーに聞いたSWELLの便利機能ランキングもぜひ見てみてください。

SWELLのメリットは、自分でコードを書くことなく簡単な操作で良い感じの見た目の記事やデザインが作れることだと思います。

さとしん

記事執筆など重要な部分に集中できるということは、意外と忘れがちですが本当にありがたいことだと思っています。SWELLおすすめです…!

\ ブログにはSWELLが圧倒的におすすめ! /

URL:

関連SWELLの口コミ評判レビュー

Arkhe

WordPressテーマArkhe

ArkheはSWELLと同じ株式会社LOOSの了さんが開発されているテーマで、カスタマイズ性の高さが魅力のシンプルなWeb制作者さん向けの無料WordPressテーマです。

項目説明
テーマ名Arkhe
開発者株式会社LOOS
ライセンス100%GPL
金額無料 ※有料サブスクの拡張オプション有り
サポートフォーラム / Discordコミュニティ
公式サイト
公式ディレクトリhttps://ja.wordpress.org/themes/arkhe/
Arkheの基本情報

Arkheは無料テーマですが、という有料拡張プランがあります。Arkhe Pro Packには以下2種類のライセンスが用意されています。

ライセンス料金利用可能範囲
個人
ライセンス
6,600円/年ライセンス契約者のサイトのみ
制作
ライセンス
9,900円/年ライセンス契約者が制作するサイト

Arkhe Pro Packの契約者は以下のようなプラグインが利用できるようになります。

これらのプラグインを活用することでArkheの力が最大限に発揮されて、有料テーマ並のWordPressテーマに強化されます。

特にArkhe以外でも使えるArkhe Blocks Proというプラグインを導入することでかなり高機能なブロックが追加されるのでおすすめです。

例えば、以下のようなスライダーブロックを使うことで、リッチなサイトが作れるかなと思います。

公式YouTubeチャンネル
さとしん

Arkhe Blocksはどれも便利ですが、このスライダーブロックは本当に好きです…!

その他にも、Arkhe Blocks Proでは、ブロックスタイルが簡単に追加できる機能や、条件に応じて最初に開くタブを指定できる高機能なタブブロックも他のテーマではあまり見かけない機能が実装されていてお気に入りです。

それから、ブロックパターンのライブラリもあるので、高機能なブロックを活かして素敵なサイト制作をするための強力なサポートをしてくれるはずです。

\ あなたの発想を最大限に活かせるテーマ! /

URL:

関連Arkheのメリット・デメリットレビュー ※サブサイトに飛びます

Snow Monkey

WordPressテーマSnow Monkey

Snow Monkeyは株式会社モンキーレンチのキタジマタカシさんが開発されているテーマで、コーポレートサイト制作など数多くのWeb制作者さんに利用されている鉄板のテーマです。

Snow Monkeyの基本情報は以下のとおりです。

項目説明
テーマ名Snow Monkey
開発者株式会社モンキーレンチ
ライセンス100%GPL
金額16,500円/年
サポートフォーラム / Discordコミュニティ
公式サイトhttps://snow-monkey.2inc.org/
公式ディレクトリ
Snow Monkeyの基本情報

Snow Monkeyは年額課金のサブスクリプション型のテーマですが、サブスク契約を解除してもテーマをアップデートできて最新の状態で使用することができます。

ただし、専用のフォーラムへの投稿にはサブスク契約が必須です。契約していない場合でも閲覧は可能です。

テーマを使用していると不明点は必ず出てくるので、基本的にはサブスクリプション契約をしておくことをおすすめします。

Snow Monkeyは、以下のような無料の拡張プラグインと組み合わせて使うことでブロックエディターの機能がかなり強化されます。

例えば、Snow Monkeyのセクションブロックでは、おしゃれなWebサイトによくある以下のようなデザインもCSSを書かずに実現できてしまいます。

Snow Monkeyのセクションブロック-1
背景に透過したテキストを配置
Snow Monkeyのセクションブロック-2
背景カラーを部分的に配置
さとしん

僕はこういうデザインが好きなので本当に嬉しいんですよ…!笑

それからブロックエディターの便利さに加えて、テーマカスタマイザーの設定項目も豊富に用意されているので、HTMLやCSS、PHPなどの知識がなくても整ったデザインのWordPressサイトを作ることができます。

コードを書く知識を持っている方には、さらに自由度高くカスタマイズができる様にフックも豊富に用意されています。

WordPressの既存テーマを活用したWebサイト制作を行う方はぜひSnow Monkeyを使ってみてください。

\ Web制作者の方は要チェックのテーマ! /

URL:https://snow-monkey.2inc.org/

SANGO

WordPressテーマSANGO

SANGOの基本情報は以下のとおりです。

項目説明
テーマ名SANGO
開発者現在:godaiさん(@steelydylan)
初期:catnoseさん(@catnose99)
ライセンススプリットライセンス
金額14,800円
サポートフォーラム
公式サイトhttps://saruwakakun.design/
公式ディレクトリ
SANGOの基本情報

catnoseさんが開発されたテーマですが、2021年1月から開発の主担当がgodaiさんに変更されています。

その頃からSANGOオリジナルのブロックエディター機能開発が活発になった印象です。

特徴的なのは、SANGO LandというカスタマイズされたSANGO用のブロックを集めたギャラリーサイトです。

公式YouTubeチャンネル

SANGO Landに掲載されているブロックをコピーして自分のサイトの記事編集画面に貼り付けて使用することができます。

SANGO Landは開発者さんだけでなく、SANGOユーザーさんも自分がカスタマイズしたブロックを投稿できるのも面白い仕組みです。

実際SANGO Landには500種類以上のブロックが投稿されています。記事の装飾やサイトのデザインで使えるものなど様々なので、適切に活用できるととても便利な仕組みだなと感じます。

さとしん

SANGOは最近、ブログ向けテーマの中ではSWELLに次いで話題になることが多い印象のあるテーマです…!

\ SANGO Landが便利! /

URL:https://saruwakakun.design/

関連SANGOの評判・口コミ・レビュー

Lightning

WordPressテーマLightning

Lightningは株式会社ベクトルさんが開発しているWordPressテーマで、主にコーポレートサイトによく利用されるテーマです。

Lightningの基本情報は以下のとおりです。

項目説明
テーマ名Lightning
開発者株式会社ベクトル
金額無料 ※有料サブスクの拡張プラグイン有り
サポートフォーラム / Discordコミュニティ
公式サイトhttps://lightning.vektor-inc.co.jp/
公式ディレクトリhttps://ja.wordpress.org/themes/lightning/
Lightningの基本情報

Lightningは単体でも使いやすいテーマですが、ベクトルさんがリリースしている多数の拡張プラグインを組み合わせることでかなり柔軟な使い方ができます。

サイトの内容に合わせて、必要な機能だけをプラグインでトッピングのように追加できるという点でも管理がしやすくなるのでおすすめです。

プラグインの一例は以下のとおりです。

ベクトルさんのプラグインはLightningテーマ以外でも利用できるものが多いので、ベクトルさんの製品一覧の中から興味のあるものがあればぜひ利用してみてください。

個人的に、サイト内に絞り込み検索が設置できる、VK Filter Search Proはおすすめです。

公式YouTubeチャンネル

さらに、Lightning G3 Pro UnitやVK Blocks Proといった強力な機能拡張プラグインがあり、これらを導入することでLightningの本領が発揮されるようなイメージかなと思います。

Lightning G3 Pro Unitの内容については公式サイトの「Lightning G3 Pro Unit とは」で詳しく解説されています。

さとしん

Lightning G3 Pro Unitなどのプラグインはベクトルさんの「Vektor Passport」というサービスを契約することで利用できるようになります…!

Vektor Passportの契約は以下のようなサブスクリプション形式になっています。

契約期間料金
1年9,900円
3年29,700円
26,400円
5年49,500円
39,600円

Vector Passportを契約すると以下のようなメリットや特典があります。

  • ブロックパターン「VK Pattern Library」が使い放題
  • サイト制作で大活躍する機能拡張プラグインが使える
  • 管理画面から有料のプラグイン・テーマをアップデートできる
  • サポートフォーラムに投稿できる
  • ベクトルさんのオンライン学習サービス「ベクトレ」で進捗管理ができる
  • 新製品のβ版を先行でダウンロードできる

Vector Passportは、ベクトル製品を利用するなら個人的に強くおすすめできるサービスなので、ぜひ検討してみてください。

\ サポートも手厚いVektor Passportがおすすめ! /

URL:https://lightning.vektor-inc.co.jp/

Nishiki Pro

WordPressテーマNishiki Pro

Nishiki Proは株式会社AnimaGateさんが開発されているテーマで、Web制作にも個人ブログにも幅広く利用されている印象です。

Nishiki Proの基本情報は以下のとおりです。

項目説明
テーマ名Nishiki Pro
開発者株式会社 AnimaGate
ライセンス100%GPL
金額17,800円 ※買い切り型
公式サイトhttps://support.animagate.com/product/wp-nishiki-pro/
公式ディレクトリ
Nishiki Proの基本情報
さとしん

Nihiki Proについてはまずはこの動画を見てほしいです。カッコいい…!

Nishiki Proでは、自分でコードを書くことなくサイトが作れるようにカスタマイザーから設定できる項目が多数用意されています。

また、Snow Monkeyなどと同様にフックが多数用意されており、コードを書ける方には更に柔軟性の高いカスタマイズができるよう工夫されています。

また、Nishiki Pro専用のNishiki Blocks Proというオリジナルのブロックを使用することができます。

Nishiki Blocks Proで使えるブロックには、コンテンツ制作に便利なブロックが多数含まれていますが、他のテーマでは中々見ないような素敵なブロックが用意されています。

例えば、以下のようなレーダーチャートを簡単にページ内に設置できるチャートブロックも便利です。

Nishiki Pro Blocksのレーダーチャートブロック
Nishiki Pro Blocksのレーダーチャートブロック

また、少し使い方にコツがいりますが、ブロークングリッドレイアウトブロックという画期的なブロックも個人的にお気に入りです。

実は僕もまだカッコよく使いこなせていないので以下の公式YouTubeチャンネルの動画を見てみてください。

公式YouTubeチャンネル

動画タイトルは【新ブロック開発中】となっていますが、現在は正式にNishiki Pro Blocksに実装されています。

さとしん

これ…!すごくないですか!?このブロックを見たとき本当に興奮しました…!笑

また、Nishiki Proでは「Nishiki Pro スピードビルダー」という、WordPressサイトの設定を一括で行ってくれるプリセット機能や、便利なブロックパターンが追加されるプラグインが用意されています。

WordPressにNishiki Proをインストールした直後にプリセット機能を活用することで、すぐにサイト運営が開始できるようになるのでとても便利です。WordPressの知識が少ない方にもとてもありがたい機能だと感じます。

高機能で機能追加やアップデートも頻繁に行われている素敵なテーマで、Webサイトの制作やブログ運営だけでなく、紹介したブロックを活用した魅せるポートフォリオサイトの制作にも適していると感じるおすすめのテーマです。

\ Nishiki Proは高機能な有料テーマ! /

URL:https://support.animagate.com/product/wp-nishiki-pro/

項目別ブロックエディター機能の充実度を比較

ブロックエディター機能が充実しているWordPressテーマを紹介してきました。ここでは、以下の項目別にテーマごとの違いを比較してみたいと思います。

  1. ブロックパターンライブラリの有無
  2. ブロックのカスタマイズ性
  3. 記事執筆に便利なブロック機能

ブロックパターンライブラリの有無を比較

WordPressのブロックエディターには、ブロックパターンという便利な機能があります。あらかじめ複数のブロックを組み合わせてデザインされたブロックをパターンとして保存しておくことができます。

そして最近では、ブロックパターンをWordPressテーマの開発元(公式)が提供してくれるケースが増えてきました。

この記事でおすすめとして紹介したWordPressテーマのブロックパターン配信サービスを比較してみます。

テーマ名パターンライブラリの有無
SWELLテーマ内に一部内包されている
ArkheArkhe パターンライブラリ
Snow MonkeySnow Monkey パターンライブラリ
SANGOSANGO Land
LightningVKパターンライブラリ
Nishiki Proブロックパターン集

公開されているブロックパターンの種類や数には差があるものの、SWELL以外のテーマではブロックパターンのライブラリが公開されています。

ArkheパターンライブラリとVKパターンライブラリは種類も豊富で検索機能なども便利で使いやすいライブラリになっています。

Arkheパターンライブラリ
Arkheパターンライブラリ
VKパターンライブラリ
VKパターンライブラリ

SWELLでは、ブロックパターンの専用のライブラリはありませんが、テーマ内に複数のブロックパターンがあらかじめ登録されています。

SWELLで使えるブロックパターン

また、SANGOやSnow Monkeyのライブラリでは公式だけでなく一般ユーザーもパターンを登録できる仕組みになっています。

ちなみに、WordPress.org公式にもブロックパターンライブラリがあるのでぜひ活用してみてください。

ブロックの設定やカスタマイズの柔軟性

この記事で紹介したWordPressテーマは国内でトップクラスにブロックエディターの基本機能が充実していますが、ここでは基本機能だけでなく、ユーザー側でブロックを独自にカスタマイズしたい場合などに便利な機能を比較してみました。

スクロールできます
テーマ比較結果
SWELLインラインテキストの装飾をCSSで追加できる機能
Arkheブロックスタイルを簡単に追加できる機能
インラインテキストの装飾をCSSで追加できる機能
Snow Monkey良く使うブロックの設定を保存して使い回せる機能
SANGOカスタムブロックを通常より簡単に作成できる機能
ブロックバリエーションを通常より簡単に追加できる機能
良く使うブロックの設定を保存して使い回せる機能
テキスト装飾をCSSで追加できる機能
Lightningブロックスタイルを簡単に追加できる機能
インラインテキストの装飾をCSSで追加できる機能
theme.jsonに対応済み
Nishiki Protheme.jsonに対応済み

ArkheやSANGO、Lightning関連のプラグインVK Blocks Proは、ブロックをカスタマイズできる機能が用意されています。

ArkheとVK Blocks Proでは、ブロックスタイルの追加が管理画面から簡単に行えるようになっています。CSSで自由にスタイリングするだけなのでとても重宝しています。毎回CSSを書いて装飾を作っている方などはとても時短になると思います。

また、SANGOではカスタムブロックが通常のフローよりも簡単に実装できる機能があります。通常、ブロックの開発にはReactなどの知識も必要になりますが、SANGOの機能ではHTML、CSS、素のJavaScriptを書くことでオリジナルのブロックの追加が可能です。ブロックバリエーションが簡単に追加できる機能もあります。

Snow Monkey(正確にはSnow Monkey Editorの機能)とSANGOでは、良く使うブロックの設定を保存しておき、簡単に呼び出すことができる機能もあるので、頻繁に使うブロックなどで重宝します。

さとしん

ブロックのカスタマイズや拡張性の高さではSANGOの自由度がかなり高い印象ですが、テーマがGPLではなく、スプリットライセンスである点が個人的には少し残念だなと感じています…。

それから、ブロックの設定の柔軟性という観点では、LightningとNishiki Proはtheme.jsonに対応しているので、通常のクラシックテーマではできない設定が、コードを書かずにブロックサイドバーなどから適用できてしまう点は時短になりますし便利です。

記事執筆に便利なブロック機能を比較

この記事で紹介したWordPressテーマは、Web制作などで使われることが多い企業サイト向けのテーマが多いです。

SANGOやSWELLはブログ向けですが、特にSWELLはコーポレートサイト用途でも人気。

そのため、サイトデザインを整えるためのブロックはいずれのテーマも充実しています。そこでここでは、あえて記事執筆に便利な機能の有無も比較してみたいと思います。

僕がブログ運営でWordPressテーマに必要だと考えている機能の有無や対応状況について、テーマごとに一覧表にまとめました。

スクロールできます
テーマ記事の書きやすさ比較結果
SWELL5/5点
文字の装飾や枠線で囲むような装飾が充実
記事で使うリッチな装飾ブロックが充実
記事執筆で繰り返し行う作業の効率化ができる
Arkhe2.5/5点
文字の装飾や枠線で囲むような装飾がやや少ない
記事で使うリッチな装飾ブロックが充実
記事執筆で繰り返し行う作業を効率化できる機能が少ない
Snow Monkey3.5/5点
文字の装飾や枠線で囲むような装飾が充実
記事で使うリッチな装飾ブロックが充実
記事執筆で繰り返し行う作業を効率化できる機能がやや少ない
SANGO3.5/5点
文字の装飾や枠線で囲むような装飾が充実
記事で使うリッチな装飾ブロックがやや少ない

記事執筆で繰り返し行う作業の効率化ができる
Lightning3/5点
文字の装飾や枠線で囲むような装飾が充実
記事で使うリッチな装飾ブロックがやや少ない

記事執筆で繰り返し行う作業を効率化できる機能がやや少ない
Nishiki Pro3.5/5点
文字の装飾や枠線で囲むような装飾が充実
記事で使うリッチな装飾ブロックが充実
記事執筆で繰り返し行う作業を効率化できる機能がやや少ない
  • ArkheはArkhe Blocks Pro、LightningはVK Blocks Pro、Snow MonkeyはSnow Monkey BlocksとSnow Monkey Editorを使用する想定
  • 記事で使うリッチな装飾ブロックとは、テーブル機能拡張アコーディオンタブFAQなど
  • 記事執筆で繰り返し行う作業とは、広告リンクの管理、ブロックの設定保存、装飾の登録機能など

記事の書きやすさとなると、やはりブログ向けテーマで抜群な人気を誇るSWELLが強いです。

このサイトもSWELLですが、やはり記事の書き心地は他テーマと比べても素晴らしいなと日々感じています。

ブロックエディター(Gutenberg)が使いやすいWordPressテーマまとめ

ブロックエディター機能が充実したWordPressテーマを厳選して紹介しました。

  1. SWELL
  2. Arkhe
  3. Snow Monkey
  4. SANGO
  5. Lightning
  6. Nishiki Pro

コアブロックの拡張・カスタムブロックの充実度も当然素晴らしいのですが、カスタマイズや設定の柔軟性、操作性の良さなど、それぞれのWordPressテーマごとに強みや特徴があります。

僕自身は、ほぼSWELLを使っていて、状況に合わせてArkhe、Snow Monkeyなどを使うケースも多いという状況ですが、どれも本当に素晴らしいテーマで、全ての開発者の皆さまには本当に感謝しかありません。

今後、WordPressの開発方針としてはフルサイト編集に対応したブロックテーマがきっと盛り上がっていくはずなので、この記事で紹介したテーマの開発者さんがどのようにブロックテーマと関わられていくか、楽しみだなと感じています。

気になるテーマがありましたら、ぜひ試してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


ブロックエディター(Gutenberg)機能が充実したWordPressテーマ6選

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