おすすめのWordPressテーマ10選と用途や項目別におすすめしたいWordPressテーマをまとめて紹介します。
WordPressテーマによって特徴や機能が大きく異なるので、あなたの用途に適したテーマを選択することでサイト運営やサイト制作の効率が格段に向上します。
例えばブログ運営では、テーマの機能によって記事の装飾をするスピードが倍になったり、毎記事で繰り返し行う作業を省略して快適なサイト運営ができるようになります。
この記事を通してあなたのWordPressテーマ選びのお手伝いができればうれしいです。
\見たい項目をクリック!/
\見たい項目をタップ!/
また、特におすすめしたいWordPressテーマは『SWELL』です。
この記事で紹介するテーマは全て、自分で購入や契約をして使用しているテーマですが、各テーマを使っている時間の長さにバラつきがあるのも事実です。実際に僕がWordPressを触っている時間の8割ほどは、SWELLを触っている状況です。
それは、SWELLで本当に快適なサイト運営ができているのが理由です。
ブロガーさんには特におすすめですし、コーポレートサイトの制作でも重宝する機能も用意されているのでWeb制作者さんにも使ってみて欲しいテーマです。
\ 2年以上愛用しているテーマです…! /

当サイトWebNote+はSWELLについての記事をたくさん書いています。トップページから見てみてもらえると嬉しいです。
SWELL以外のテーマもそれぞれ特徴があって、魅力的なテーマばかりなので記事内で紹介していきます。
あなたに合う素敵なテーマが見つかることを願っています。
【2023年最新】目的別おすすめのWordPressテーマ比較ランキング
当サイトWebNote+では、日本国産のWordPressテーマ15種類をピックアップして比較検証を行っています。その中から、あなたの目的や用途に応じておすすめしたいWordPressテーマをランキング形式で紹介します。
最初に上記の3項目それぞれの1位のみ紹介しておきます。
では、それぞれの項目についても紹介していきます。
ブログ・アフィリエイトサイトにおすすめのWordPressテーマ
ブログやアフィリエイトサイトにおすすめのWordPressテーマベスト3は以下です。
ブログ運営を効率化するための機能が充実していたり、プログラムを書かずに柔軟な設定ができるテーマを選定しました。
初心者の方向けでは、特にネット上に情報が多い点も考慮して選定しています。



ちなみに、当サイトはSWELLを使いこなすための記事執筆にかなり力を入れています。ありがたいことにTwitterなどでも好評いただいているので、あなたがSWELLユーザーになった際にも、少しばかりお役に立てるかなと思います…!
中級者以上の方向けでは、よりサイトの収益化に向けて充実した機能が用意されているWordPressテーマを選定しています。
AFFINGER6は収益を最大化させる仕組みが多数搭載されているテーマです。高額ですが拡張パックを合わせて購入することで、ABテストや広告のクリック率測定などの細かい分析機能が使えるようになるため、仮説検証が繰り返しやすくなります。
SANGOには、標準でABテストが実施できる機能が用意されています。
SWELLにも標準でABテストの機能や、アフィリエイトリンクを一括で管理できる機能が用意されているので、かなりサイト改善に力を入れて取り組むことが可能です。
SWELLはWordPress初心者の方にも、経験者の方にも幅広くおすすめできるテーマです。
関連:SWELLはブログ初心者の方にもおすすめ!初心者の方向けSWELLガイド!
企業サイトにおすすめのWordPressテーマ
企業サイトにおすすめのWordPressテーマは以下です。
店舗や会社のホームページ向け、オウンドメディア向けに分けて紹介します。
コーポレート向け
オウンドメディア向け
コーポレートサイトなどWeb制作で使われるテーマでは、Snow Monkeyが定番でSNSなどでも非常に人気が高いです。CSSカスタマイズをせず素のデザインでも綺麗なサイトが作れますが、コードを書く知識があるほどより柔軟性が増して素晴らしいテーマになります。
シンプルなテーマをベースにカスタマイズしたい方にはArkheもとてもおすすめです。Arkhe Pro Pack
また、オウンドメディアなどコラムや記事の更新が多くなるサイトでは、記事の書き心地が素晴らしく、コーポレートサイトにも使えるSWELLも候補に挙がります。個人的にはWeb制作者の方でもSWELLは購入しておいて損が無いテーマです。
ポートフォリオサイトにおすすめのWordPressテーマ
イラストレーターやフォトグラファーなどクリエイティブな活動をしている方など、個人の実績を紹介するようなポートフォリオサイトを作成したい場合には以下のようなテーマがおすすめです。
Nishiki ProやJIN:Rでは実績をより魅せるような工夫やデザインが作れるかなと思います。
特にNishiki Proには複雑な「ブロークングリッド」をコード不要で作れるブロックがあり、かなり相性が良いのではないかと思います。
JIN:Rではデザイン面にかなり力を入れている印象で、公式が用意している綺麗なデモサイトデザインをワンクリックで自サイトに適用できます。
Webの知識が無い方でもおしゃれなポートフォリオサイトが作れそうです。
一方、ArkheはかなりシンプルなWordPressテーマです。あえてシンプルなサイトに自分の制作物を表示させることで、より際立たせることもできそうです。また、Web系の方が自分なりにArkheをカスタマイズしてポートフォリオサイトとして運用するのも良いと思います。
2023年に注目のおすすめWordPressテーマ10選&比較表
上述した3項目のランキングで紹介したテーマも含めて、当サイトWebNote+が今年おすすめしたいWordPressテーマ10選を比較表で紹介します。
テーマ名 | おすすめの用途 | おすすめ度 | おすすめの人 |
---|---|---|---|
SWELL | ブログ コーポレート | ブログ記事をたくさん書きたい WordPress初心者 テーマ選びに迷って決められない | |
SANGO | ブログ | 柔らかいデザインのブログを作りたい プログラムを書いてブロックをカスタマイズしたい | |
STORK19 | ブログ | 有料テーマを少しでも安く手に入れたい | |
JIN:R | ブログ | デザインの設定がたくさん欲しい トップページを簡単に作りたい | |
AFFINGER6 | ブログ | 3万円以上の投資ができる 自由度高く細かい所まで設定したい | |
Cocoon | ブログ | 無料テーマでブログを始めたい | |
Arkhe | コーポレート | ブロックエディターを自由にカスタマイズしたい シンプルなテーマを自由にカスタマイズしたい | |
Nishiki Pro | コーポレート ブログ | サイトの初期構築を簡単に済ませたい 魅せるポートフォリオサイトを作りたい 記事内にレーダーチャートなどを挿入したい | |
Lightning | コーポレート | サイトの初期構築を簡単に済ませたい 信頼のできる企業のテーマを使いたい 無料でも使えるテーマが良い | |
Snow Monkey | コーポレート ブログ | Web制作で使うテーマを迷っている フックを使った柔軟なカスタマイズがしたい フォーラムでプログラムについても質問したい |
- テーマ名をクリックすると記事後半の詳細解説に飛びます
- 赤字部は注意した方が良い点
それぞれのテーマを更に詳しく紹介していきます。
各テーマの特徴を以下画像のような方法で紹介しているので、基準を紹介しておきます。


用途別おすすめ度:ブログ→ブログやアフィリエイトサイト / コーポレート→企業ホームページやオウンドメディアなど
使いやすさ:記事執筆→効率よく、見やすい記事を書くための機能の充実度 / サイトデザイン→サイトデザインをするための機能(ブロック)の充実度 / カスタマイズ性→CSSやJS、フックなどを使ったカスタマイズのしやすさ
上記はあくまで当サイト独自の分類方法で、一般的な解釈とは必ずしも一致しません。目安として捉えてください。
SWELL|ブログ運営に欲しい機能が凝縮された超万能テーマ


SWELLのレビュー
総合評価 | ユーザー別おすすめ度 | ||
---|---|---|---|
5/5点 | 初心者 | 中級者 | 上級者 |
◎ | ◎ | ○ |
用途別おすすめ度 | ||
---|---|---|
ブログ | コーポレート | ポートフォリオ |
使いやすさ | ||
---|---|---|
記事執筆 | サイトデザイン | カスタマイズ性 |
- ブログ記事をたくさん書きたい方
- WordPress初心者の方
- テーマ選びに迷って決められない方
公式サイト:https://swell-theme.com/
SWELLは2019年の3月にリリースされたテーマで、主にブログ向けのテーマとして開発されていて、ブロガーさんの中でトップクラスに大人気のテーマです。



当サイトWebNote+でも使っているテーマもSWELLです…!
SWELLの基本情報は以下のとおりです。
項目 | 説明 |
---|---|
テーマ名 | SWELL |
開発者 | 株式会社LOOS 了さん(@ddryo_loos) |
金額 | ¥17,600円 ※買い切り型 |
公式サイト | https://swell-theme.com/ |
ハッシュタグ | #wpswell |
開発者は株式会社LOOSの了さんです。
ブログ向けのテーマではありますが、コーポレートサイトでも使われるケースが増えてきました。
SWELLはブロックエディターの機能がかなり充実しているのと、設定項目がかなりたくさん用意されているので、コードを書くことなく短時間でサイトを制作できる点が理由かなと思います。
個人的には、ブロガーさんであればSWELLが圧倒的におすすめです。
記事を書くためのブロックエディターの使い心地が抜群で、SEOにも有効なサイト表示速度の高速化や構造化データの出力もテーマ側で力を入れて対応してくれています。
構造化データというのは、「このサイトはどんなサイトなのか?」、「このサイトはどんな人が運営しているか?」といった情報をGoogleに伝えやすくするプログラムのことです。
また、リッチリザルトという検索結果に通常とは違う表示を出力することもできます。





高速化も構造化データも専門知識が必要な領域なので、テーマ側で対応してもらえると本当に助かります…!
このようにブログやWebサイトを運営するための機能がかなり充実していることと、プログラムの知識が無くてもカッコいいサイト、かわいいサイトなど自分好みのサイトを作り込める点も大きなメリットです。
SWELLで作られたブログやWebサイトのデザインは、当サイトのSWELLサイト集から見ることができます。
SWELLは、ブログ運営をする方には特に強くおすすめしたいWordPressテーマです。
\ ブログにはSWELLが圧倒的におすすめ! /
SANGO|ユーザー投稿型の装飾配信サイトが便利


SANGOのレビュー
総合評価 | ユーザー別おすすめ度 | ||
---|---|---|---|
4.5/5点 | 初心者 | 中級者 | 上級者 |
○ | ◎ | ○ |
用途別おすすめ度 | ||
---|---|---|
ブログ | コーポレート | ポートフォリオ |
使いやすさ | ||
---|---|---|
記事執筆 | サイトデザイン | カスタマイズ性 |
- 柔らかいデザインのブログを作りたい
- プログラムを書いてブロックをカスタマイズしたい
SANGOは、優しい雰囲気でマテリアルデザインが特徴的なWordPressテーマです。
SANGOの基本情報は以下のとおりです。
項目 | 説明 |
---|---|
テーマ名 | SANGO |
開発者 | 現在:godaiさん(@steelydylan) 初期:catnoseさん(@catnose99) |
金額 | ¥14,800円 ※買い切り型 |
公式サイト | https://saruwakakun.design/ |
ハッシュタグ | #sangowp |
catnoseさんが開発されたテーマですが、2021年1月から開発の主担当がgodaiさんに変更されています。
その頃からSANGOオリジナルのブロックエディター機能開発が活発になった印象です。
特徴的なのは、SANGO LandというカスタマイズされたSANGO用のブロックを集めたギャラリーサイトです。
SANGO Landに掲載されているブロックをコピーして自分のサイトの記事編集画面に貼り付けて使用することができます。
SANGO Landは開発者さんだけでなく、SANGOユーザーさんも自分がカスタマイズしたブロックを投稿できるのも面白い仕組みです。
実際SANGO Landにはたくさんのブロックが投稿されています。記事の装飾やサイトのデザインで使えるものなど種類も様々なので、適切に活用できるととても便利な仕組みだなと感じます。
ひとつ注意点としては、SANGOはテーマ自体が持っているデザインの世界観が強いので、サイトのジャンルによっては雰囲気が合わない可能性もあると感じます。



すごく素敵なデザインだけど、自分のサイトの内容も考慮が必要かもね…!
SANGOは最近、ブロガーさんの中でSWELLに次いで話題になることが多いテーマです。
\ SANGO Landが便利! /
STORK19|低コストで購入できる点が魅力


STORK19のレビュー
総合評価 | ユーザー別おすすめ度 | ||
---|---|---|---|
4/5点 | 初心者 | 中級者 | 上級者 |
◎ | △ | △ |
用途別おすすめ度 | ||
---|---|---|
ブログ | コーポレート | ポートフォリオ |
使いやすさ | ||
---|---|---|
記事執筆 | サイトデザイン | カスタマイズ性 |
有料テーマを少しでも安く手に入れたい
STORK19は、ブログ向けテーマの中では安価で購入が可能な有料WordPressテーマです。
STORK19の基本情報は以下のとおりです。
項目 | 説明 |
---|---|
テーマ名 | STORK19 |
開発者 | hTDESIGN合同会社 |
金額 | ¥11,000円 ※買い切り型 |
公式サイト | https://open-cage.com/stork19/
![]() ![]() |
開発元はhTDESIGN合同会社で、「OPENCAGE(オープンケージ)
価格が安いからといって機能面で物足りないということもなく、ブログ記事で使う基本的な装飾などはしっかり揃っています。
どちらかというと、他テーマにない独自の最新機能を増やすよりも、他テーマの良い機能を参考にしてどんどん追加していくという開発の傾向が強い印象のテーマです。
また、注意しなければいけない点は「複数サイトで利用できない」ということです。例えば自分が運営する2つのサイトでSTORK19を使用する場合は、2回購入する必要があります。
例として複数サイトの運営では以下のテーマ費用が必要になります。
- 2サイト運営で22,000円
- 3サイト運営で33,000円
SWELLやSANGO、JIN:Rなどは1回の購入で複数サイトの利用がOKなので、複数サイトを運営される予定がある場合はこの点も考慮してテーマ選定をすると良いかと思います。
\ 低コストで有料テーマデビュー! /
JIN:R|デザイン面の設定が充実のテーマ


JIN:Rのレビュー
総合評価 | ユーザー別おすすめ度 | ||
---|---|---|---|
4/5点 | 初心者 | 中級者 | 上級者 |
◎ | △ | △ |
用途別おすすめ度 | ||
---|---|---|
ブログ | コーポレート | ポートフォリオ |
使いやすさ | ||
---|---|---|
記事執筆 | サイトデザイン | カスタマイズ性 |
- デザインに関する設定がたくさん欲しい
- トップページを簡単に作りたい
公式サイト:https://jinr.jp/
JIN:Rは、デザインに関する設定項目が豊富なWordPressテーマです。
JIN:Rの基本情報は以下のとおりです。
項目 | 説明 |
---|---|
テーマ名 | JIN:R |
開発者 | 株式会社CROOVER |
金額 | ¥19,800円 ※買い切り型 |
公式サイト | https://jinr.jp/ |
ハッシュタグ | #JINR |
ワンクリックでJIN:R公式が用意しているデモサイトと同じデザインを適用できる「デザインプリセット機能」が便利です。
デザインに関する設定項目も、イメージ図が用意されていることが多いので直感的に操作が可能です。
WordPressやWebの知識が少ない方で、デザイン性に優れたポートフォリオサイトを作りたいといった用途にもおすすめできるテーマかなと考えています。
一方でブログでの使用を想定した場合に、基本的な記事装飾は充実しているので問題なくブログ運営ができるものの、記事の質をワンランク向上させてくれる機能が少し物足りない印象です。
例えば、SWELLやSANGOに導入されている、良くある質問や商品レビュー用の構造化データを出力してくれるブロックがなかったり、アフィリエイト広告を一括で管理できる機能もありません。
また、購入価格はこの記事で紹介するWordPressテーマの中では最も高額な19,800円です。
ブログやアフィリエイトサイトの運営を効率化することよりも、トップページや記事装飾の見た目、デザインにこだわりたいという方向けのテーマという印象を持っています。
\ きれいなデザインのサイトが作れる! /
URL:https://jinr.jp/
AFFINGER6|中級者以上向けのアフィリエイト特化テーマ


AFFINGER6のレビュー
総合評価 | ユーザー別おすすめ度 | ||
---|---|---|---|
4/5点 | 初心者 | 中級者 | 上級者 |
△ | ◎ | ○ |
用途別おすすめ度 | ||
---|---|---|
ブログ | コーポレート | ポートフォリオ |
使いやすさ | ||
---|---|---|
記事執筆 | サイトデザイン | カスタマイズ性 |
- 3万円以上の投資ができる
- 扱いが難しくても設定項目がたくさん欲しい
AFFINGER6は、「稼ぐに特化したWordPressテーマ」と公式サイトに表記されているとおり、収益を最大化するための施策や機能がたくさん用意されています。
AFFINGER6の基本情報は以下のとおりです。
項目 | 説明 |
---|---|
テーマ名 | AFFINGER6(ACTION) |
開発者 | 株式会社オンスピード |
金額 | AFFINGER6:¥14,800円 ACTION PACK3:¥39,800円 |
公式サイト | https://on-store.net/affinger6/ |
1世代前のAFFINGER5まではクラシックエディターの利用が推奨されていましたが、2021年7月にリリースされたAFFINGER6でブロックエディターに対応しました。
AFFINGER6のブロックエディターは、他テーマに無いような珍しいブロックは無いものの、AFFINGERらしくかなり細かい設定ができるようになっています。
ブロックエディターに限らずAFFINGERは設定できる項目がかなり細かく数多く用意されているので、WordPressの扱いになれている方にとってはかなり自由度の高いテーマです。その一方でWordPressの扱いに慣れていない初心者の方にはやや複雑で難易度が高いテーマとも言えます。



実は、僕が最初に使ったWordPressテーマはAFFINGERシリーズでしたが、当時は設定が難しくて挫折してしまいました。。。
それから、AFFINGER6の通常購入費用は14,800円ですが、テーマの機能を最大限に活かすためには別途有料の拡張パックを購入する必要があります。
最大限に機能を拡張する「ACTION PACK3」を購入すると、AFFINGER6のEX版というテーマ本体と拡張プラグインが含まれて合計で39,800円になります。



これからブログを始める方にはハードルが高い料金設定ですが、アフィリエイトに特化したかなり強力なテーマになります…!
\ アフィリエイトサイトの定番テーマ! /
Cocoon|ブロガー鉄板の多機能無料テーマ


Cocoonのレビュー
総合評価 | ユーザー別おすすめ度 | ||
---|---|---|---|
3.5/5点 | 初心者 | 中級者 | 上級者 |
△ | ○ | △ |
用途別おすすめ度 | ||
---|---|---|
ブログ | コーポレート | ポートフォリオ |
使いやすさ | ||
---|---|---|
記事執筆 | サイトデザイン | カスタマイズ性 |
無料テーマでブログを始めたい
公式サイト:https://wp-cocoon.com/
Cocoonはブログ向けの無料WordPressテーマで、WordPressでブログを始めるときに必ず一度は耳にすると言っても過言ではないほど有名なテーマです。
Cocoonの基本情報は以下のとおりです。
項目 | 説明 |
---|---|
テーマ名 | Cocoon |
開発者 | わいひらさん(@MrYhira) |
金額 | 無料 |
公式サイト | https://wp-cocoon.com/ |
ハッシュタグ | #wpcocoon , #cocoon |
無料テーマとは思えないほど多機能なテーマで、ブログ運営に役立つ設定項目がたくさん用意されています。
また、「スキン」という着せ替えテンプレートのようなものを適用することでサイトのデザインを簡単に変更することができます。
僕はこれからWordPressでブログを始める方で、Webやプログラムの知識が少ない方には有料テーマをおすすめしていますが、どうしても無料のテーマで始めたいという方はCocoonを選ぶのが良いかなと思います。
Cocoonであればユーザー数もかなり多いので、困った時もネット上に解説記事なども多いので解決しやすいはずです。
ただし、慣れれば問題ないものの設定画面がやや見にくく分かりにくいかなという印象を個人的には持っているのでその点は注意かなと思います。
例えば、CocoonとSWELLの設定画面を比較してみると以下の様なイメージです。




SWELLは画像や実際の装飾など視覚的に内容が伝わりやすいのに比べて、Cocoonは設定画面に文字が多めのため用語の意味が分からなかったりすると設定が難しく感じてしまうことがあるかなと思います。
また、Cocoonのブロックエディターは無料テーマということを考えると十分な機能ですが、この記事で紹介する他のテーマに比べると操作性が劣ります。
デザインについても、良くも悪くもCocoonらしさが出てしまうので、デザインにこだわる方はどうやって自分らしさを出すか検討する必要があります。
例えば、CSSがある程度書ける方であれば、デザインも柔軟にカスタマイズできるので良いかもしれません。
\ 無料ブログテーマの定番! /
Arkhe|ブロックのカスタマイズ性が高いシンプルなテーマ


Arkheのレビュー
総合評価 | ユーザー別おすすめ度 | ||
---|---|---|---|
4.5/5点 | 初心者 | 中級者 | 上級者 |
△ | ○ | ◎ |
用途別おすすめ度 | ||
---|---|---|
ブログ | コーポレート | ポートフォリオ |
使いやすさ | ||
---|---|---|
記事執筆 | サイトデザイン | カスタマイズ性 |
- ブロックエディターを自由にカスタマイズしたい
- シンプルなテーマを自由にカスタマイズしたい
Arkheは2020年10月にリリースされた無料WordPressテーマで、主にWeb制作向けのテーマです。
Arkheの基本情報は以下のとおりです。
項目 | 説明 |
---|---|
テーマ名 | Arkhe |
開発者 | 株式会社LOOS 了さん(@ddryo_loos) |
金額 | 無料 ※有料サブスクの拡張オプション有り |
公式サイト | https://arkhe-theme.com/ja/ |
ハッシュタグ | #wparkhe |
Arkheの開発者は、ブログ向け有料テーマSWELLの開発者と同じ、株式会社LOOSの了さんです。
かなりシンプルなデザインでかっこいいテーマですが、CSSの上書きがしやすい設計になっているので、Web制作者オリジナルのデザインも作りやすいとても使いやすいテーマです。
とにかくカスタマイズしやすい設計になっているので、Arkheをベースに自分の発想次第で自由にサイトを構築できる点が本当に素晴らしいテーマだと思います。
フックも多数用意されているので、フックを使ったカスタマイズもかなり柔軟にできます。
WordPressやプログラムの知識が少ない方には扱いが難しいテーマですが、自分でコードを書いてカスタマイズできる知識がある方にはとてもおすすめのテーマです。
さらに、ArkheにはArkhe Pro Pack
有料プランは以下2種類のライセンスが用意されています。
ライセンス | 料金 | 利用可能範囲 |
---|---|---|
個人 ライセンス | 6,600円/年 | ライセンス契約者のサイトのみ |
制作 ライセンス | 9,900円/年 | ライセンス契約者が制作するサイト |
Arkhe Pro Packには以下のプラグインが含まれています。
- Arkhe Blocks Pro
- Arkhe Toolkit
- Arkhe CSS Editor
これらのプラグインを活用することでArkheの力が最大限に発揮されて、有料テーマ並のWordPressテーマになります。
特にArkhe以外でも使えるArkhe Blocks Proというプラグインを導入することでかなり高機能なブロックが追加されるのでおすすめです。
例えば、以下のようなスライダーブロックを使うことで、リッチなサイトが作れるかなと思います。



Arkhe Blocksはどれも便利ですが、このスライダーブロックは本当に好きです…!
\ あなたの発想を最大限に活かせるテーマ! /
関連 Arkheのメリット・デメリットレビュー ※サブサイトに飛びます
Nishiki Pro|他にないユニークな便利機能が充実


Nishiki Proのレビュー
総合評価 | ユーザー別おすすめ度 | ||
---|---|---|---|
4/5点 | 初心者 | 中級者 | 上級者 |
○ | ◎ | 〇 |
用途別おすすめ度 | ||
---|---|---|
ブログ | コーポレート | ポートフォリオ |
使いやすさ | ||
---|---|---|
記事執筆 | サイトデザイン | カスタマイズ性 |
- サイトの初期構築を簡単に済ませたい
- 魅せるポートフォリオサイトを作りたい
- 記事内にレーダーチャートなどを挿入したい
Nishiki Proは株式会社AnimaGateの今村さんが開発されているテーマで、Web制作にも個人ブログにも幅広く利用されている印象です。
項目 | 説明 |
---|---|
テーマ名 | Nishiki Pro |
開発者 | Imamuraさん(@s56bouya) |
金額 | ¥17,800円 ※買い切り型 |
公式サイト | https://support.animagate.com/product/wp-nishiki-pro/ |
ハッシュタグ | #wpnishiki |



Nihiki Proについてはまずはこの動画を見てほしいです。カッコいい…!
Nishiki Proでは、自分でコードを書くことなくサイトが作れるようにカスタマイザーから設定できる項目が多数用意されています。
また、Snow Monkeyなどと同様にフックが多数用意されており、コードを書ける方には更に柔軟性の高いカスタマイズができるよう工夫されています。
また、Nishiki Pro専用のNishiki Blocks Proというオリジナルのブロックを使用することができます。
Nishiki Blocks Proで使えるブロックには、コンテンツ制作に便利なブロックが多数含まれていますが、他のテーマでは中々見ないような素敵なブロックが用意されています。
例えば、以下のようなレーダーチャートを簡単にページ内に設置できるチャートブロックも便利です。


また、少し使い方にコツがいりますが、ブロークングリッドレイアウトブロックという画期的なブロックも個人的にお気に入りです。
実は僕もまだカッコよく使いこなせていないので以下の公式YouTubeチャンネルの動画を見てみてください。



これ…!すごくないですか!?このブロックを見たとき本当に興奮しました…!笑
また、Nishiki Proでは「Nishiki Pro スピードビルダー」という、WordPressサイトの設定を一括で行ってくれるプリセット機能や、便利なブロックパターンが追加されるプラグインが用意されています。
WordPressにNishiki Proをインストールした直後にプリセット機能を活用することで、すぐにサイト運営が開始できるようになるのでとても便利です。WordPressの知識が少ない方にもとてもありがたい機能だと感じます。
高機能で機能追加やアップデートも頻繁に行われている素敵なテーマで、Webサイトの制作やブログ運営だけでなく、紹介したブロックを活用した魅せるポートフォリオサイトの制作にも適していると感じるおすすめのテーマです。
\ Nishiki Proは高機能な有料テーマ! /
Lightning|有名の無料テーマ!有料拡張プランも強力


Lightningのレビュー
総合評価 | ユーザー別おすすめ度 | ||
---|---|---|---|
4/5点 | 初心者 | 中級者 | 上級者 |
○ | ◎ | ○ |
用途別おすすめ度 | ||
---|---|---|
ブログ | コーポレート | ポートフォリオ |
使いやすさ | ||
---|---|---|
記事執筆 | サイトデザイン | カスタマイズ性 |
- サイトの初期構築を簡単に済ませたい
- 信頼のできる企業のテーマを使いたい
- 無料でも使えるテーマが良い
Lightningは株式会社ベクトルさんが開発しているWordPressテーマで、主にコーポレートサイトによく利用されるテーマです。
Lightningの基本情報は以下のとおりです。
項目 | 説明 |
---|---|
テーマ名 | Lightning |
開発者 | 株式会社ベクトル |
金額 | 無料 ※有料サブスクの拡張プラグイン有り |
公式サイト | https://lightning.vektor-inc.co.jp/ |
ハッシュタグ | #wpvektor |
Lightningは単体でも使いやすいテーマですが、ベクトルさんがリリースしている多数の拡張プラグインを組み合わせることでかなり柔軟な使い方ができます。
サイトの内容に合わせて、必要な機能だけをプラグインでトッピングのように追加できるという点でも管理がしやすくなるのでおすすめです。
プラグインの一例は以下のとおりです。
ベクトルさんのプラグインはLightningテーマ以外でも利用できるものが多いので、ベクトルさんの製品一覧の中から興味のあるものがあればぜひ利用してみてください。
個人的に、サイト内に絞り込み検索が設置できる、VK Filter Search Proはおすすめです。
さらに、Lightning G3 Pro UnitやVK Blocks Proといった強力な機能拡張プラグインがあり、これらを導入することでLightningの本領が発揮されるようなイメージかなと思います。
Lightning G3 Pro Unitの内容については公式サイトの「Lightning G3 Pro Unit とは」で詳しく解説されています。



せっかくLightningを利用するなら、「Vektor Passport」というサービスを契約して強力な拡張機能を導入するのがおすすめです…!
Vektor Passportの契約は以下のようなサブスクリプション形式になっています。
契約期間 | 料金 |
---|---|
1年 | 9,900円 |
3年 | 26,400円 |
5年 | 39,600円 |
\ サポートも手厚いVektor Passportがおすすめ! /
Snow Monkey|Web制作者に圧倒的人気の高機能テーマ


Snow Monkeyのレビュー
総合評価 | ユーザー別おすすめ度 | ||
---|---|---|---|
4/5点 | 初心者 | 中級者 | 上級者 |
〇 | ○ | ◎ |
用途別おすすめ度 | ||
---|---|---|
ブログ | コーポレート | ポートフォリオ |
使いやすさ | ||
---|---|---|
記事執筆 | サイトデザイン | カスタマイズ性 |
- Web制作で使うテーマを迷っている
- フックを使った柔軟なカスタマイズがしたい
- フォーラムでプログラムについても質問したい
Snow Monkeyは株式会社モンキーレンチのキタジマタカシさんが開発されているテーマで、コーポレートサイト制作などで数多く利用されているテーマです。
Snow Monkeyの基本情報は以下のとおりです。
項目 | 説明 |
---|---|
テーマ名 | Snow Monkey |
開発者 | キタジマタカシさん(@inc2734) |
金額 | ¥16,500円/年 ※サブスクリプション型 |
公式サイト | https://snow-monkey.2inc.org/ |
ハッシュタグ | #wpsnowmonkey |



Snow MonkeyはWeb制作者さんに大人気のテーマです…!
Snow Monkeyは年額課金のサブスクリプション型のテーマですが、サブスク契約を解除してもテーマをアップデートできて最新の状態で使用することができます。
テーマを使用していると不明点は必ず出てくるので、基本的にはサブスクリプション契約をしておくことをおすすめします。
Snow Monkeyは、以下のような無料の拡張プラグインと組み合わせて使うことでブロックエディターの機能がかなり強化されます。
例えば、Snow Monkeyのセクションブロックでは、おしゃれなWebサイトによくある以下のようなデザインもCSSを書かずに実現できてしまいます。







僕はこういうデザインが好きなので本当に嬉しいんですよ…!笑
それからブロックエディターの便利さに加えて、テーマカスタマイザーの設定項目も豊富に用意されているので、HTMLやCSS、PHPなどの知識がなくても整ったデザインのWordPressサイトを作ることができます。
コードを書く知識を持っている方には、さらに自由度高くカスタマイズができる様にフックも豊富に用意されています。
WordPressの既存テーマを活用したWebサイト制作を行う方はぜひSnow Monkeyを使ってみてください。
\ Web制作者の方は要チェックのテーマ! /
機能別にWordPressテーマを比較検証しました
WordPressを使っていく中で僕が大切だと感じている要素をピックアップして、それぞれのWordPressテーマを比較してみました。
【補足】この比較結果から「おすすめWordPressテーマ10選」内、「使いやすさ」項目についての評価を算出しています。


それぞれ紹介していきます。
比較①:記事の書きやすさ
特にブログ運営においては、記事の書きやすいテーマを選定することが最も効率よく快適なサイト運営ができるようになります。
僕がブログ運営でWordPressテーマに必要だと考えている機能の有無や対応状況について、ブログ・アフィリエイト用途に特化されたWordPressテーマをピックアップして一覧表にまとめました。
テーマ | 記事の書きやすさ | 比較結果 |
---|---|---|
SWELL | 5/5点 | 文字の装飾や枠線で囲むような装飾が充実 記事で使うリッチな装飾ブロックが充実 記事執筆で繰り返し行う作業の効率化ができる |
SANGO | 3.5/5点 | 文字の装飾や枠線で囲むような装飾が充実 記事で使うリッチな装飾ブロックがやや少ない 記事執筆で繰り返し行う作業の効率化ができる |
STORK19 | 3.5/5点 | 文字の装飾や枠線で囲むような装飾が充実 記事で使うリッチな装飾ブロックが充実 記事執筆で繰り返し行う作業を効率化できる機能がやや少ない |
AFFINGER6 | 2.5/5点 | 文字の装飾や枠線で囲むような装飾が充実 記事で使うリッチな装飾ブロックが少ない 記事執筆で繰り返し行う作業の効率化ができる |
JIN:R | 2.5/5点 | 文字の装飾や枠線で囲むような装飾が充実 記事で使うリッチな装飾ブロックがやや少ない 記事執筆で繰り返し行う作業を効率化できる機能がやや少ない |
Cocoon | 2.5/5点 | 文字の装飾や枠線で囲むような装飾が充実 記事で使うリッチな装飾ブロックがやや少ない 記事執筆で繰り返し行う作業を効率化できる機能がやや少ない |
記事を書くという点において、SWELLがとても優れており使い心地も抜群なのでおすすめです。
関連:SWELLでできることを画像や名称から探せる機能一覧まとめ
比較②:【ブログ向け】カスタマイズのしやすさ
カスタマイズしやすいテーマを探している方も多いと思いますが、ブロガーさんにとってのカスタマイズのしやすさとは以下のような点を想像していると思います。
- コードを書かずトップページのデザインができる
- 設定項目が豊富
ブロガーさんの場合は、なるべくCSSなどのコードを書かずにサイトデザインのカスタマイズや設定をしたいはずです。
このことから、公式が用意してくれているデモサイトのデザインが簡単に適用できたり、テーマ独自のブロックを使って自分でサイト型トップページのカスタマイズができるテーマがおすすめです。
そのような機能の充実度を各テーマで比較してみると以下の3テーマがおすすめです。
テーマ | デモサイト 着せ替え機能 | デザインに適した ブロック | ネットの情報量 |
---|---|---|---|
SWELL | 着せ替え | プラグインで充実 | 充実 |
JIN:R | 簡単着せ替え | デザインプリセット機能で充実 | 少ない |
SANGO | 簡単着せ替え | SANGO Landで充実 | 普通 |
比較③:【Web制作向け】カスタマイズのしやすさ
WordPressの既存テーマを活用したWeb制作をされる方にとって、カスタマイズのしやすさというのは以下のような項目になるはずです。
- フックが豊富に用意されている
- CSSのカスタマイズがしやすい
そのような観点からおすすめのテーマは以下の4テーマです。
テーマ | おすすめポイント |
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Snow Monkey | CSSや豊富なフックを駆使してゴリゴリコードを書くカスタマイズができる 高機能な独自ブロックでコードを書かずに整ったサイトの構築も可能 フォーラム内のカスタマイズに関するやり取りが活発で学びがある |
Arkhe | CSSカスタマイズのしやすいシンプルな構造 豊富なフックで各パーツのカスタマイズも可能 専用プラグインでブロックの独自カスタマイズも容易 |
Lightning | CSSカスタマイズのしやすい設計 独自カスタマイズ向けのプレーンなスキンがある Pro版ではフックの箇所がテーマカスタマイザーで確認できる |
Nishiki Pro | 汎用性の高いCSSクラスが豊富に用意されている 豊富なフックで各パーツのカスタマイズも可能 |
それぞれのテーマで、公式サイト内にカスタマイズ用のマニュアルがあるので参考にしてください。
- Snow Monkey:マニュアル [ 開発者向け ]
- Arkhe:マニュアル
、CSS設計 、アクションフック・フィルターフック一覧 - Lightning:カスタマイズ(開発者向け)
- Nishiki Pro:CSS ユーティリティ一覧、「アクションフック」「フィルターフック」まとめ
番外編:サイトエディター対応の日本産おすすめブロックテーマ
WordPressでは、2022年1月にリリースされたバージョン5.9のアップデートで、サイトエディター(旧名称:FSE、フルサイト編集)と呼ばれる新しい概念が誕生しました。
サイトエディターを簡単に説明すると、これまで記事の編集など限定的に使用していたブロックエディターを活用して、サイト内の要素すべてを編集できる機能です。
これまで以上に、コードを書かずにサイト内の細かいレイアウトやデザインの作りこみができるようになります。
この、サイトエディターを利用するために、「ブロックテーマ」と呼ばれる新しい概念のWordPressテーマが必要です。
まだまだ開発途中で、本格的な実用化には時間がかかりそうなサイトエディターですが、日本にもブロックテーマが少しずつ増えてきているのでここで紹介しておきます。
サイトエディターが利用できる国産のブロックテーマのおすすめは以下の3テーマです。
ブログ初心者の方向けWordPressテーマの選び方
特にブログを始めたばかり、もしくはこれから始める方でWordPressを触った経験が少ない方は、どのような観点でWordPressテーマを選べば良いのか悩むことも多いと思います。
そこで、初心者ブロガーさん向けに失敗しがちなWordPressテーマの選び方と、おすすめのWordPressテーマの選び方をそれぞれ紹介します。



WordPressテーマは頻繁に変更できるものでもないので、あなたに合うテーマを選べるようにお手伝いします…!
【まずはじめに】失敗しがちなWordPressテーマの選び方
まず、個人的におすすめできない、後々後悔してしまう可能性のあるWordPressテーマの選び方を3つ簡単に紹介します。
テーマの機能がシンプル過ぎる
シンプルなテーマはコードを書くカスタマイズが前提の構造になっていることが多く、コードの知識が無い方には少々扱いが難しい。それから、ブログ運営を効率化する便利機能が無いため物足りなさを感じる可能性も高い。ブログ運営に必要な機能が最初から揃っているテーマを選ぶのがおすすめ。
古い情報を参考にしてしまう
WordPressの変化のスピードはとても速い。その中で、1年前や2年前の情報を参考にしてしまうと正しい情報が得られないことがあるので注意が必要。WordPressテーマの情報を収集する際には、その情報が最新内容に更新されているか確認することが重要。
後々のテーマ変更を前提にしている
「最初は無料テーマで始めて、WordPressに慣れてきたら有料テーマを購入しよう」と検討されている方も多い。最初は投資額も最低限に抑えたいので、無料テーマで始める案も同意できるものの、記事数が増えた後のテーマ変更は想像以上に大変な作業。もし、後から無料テーマから有料テーマへの変更を検討している場合は、最初から有料テーマを使うという選択肢を検討されるのもおすすめ。



2個目の「古い情報を参考にしてしまう」について、当サイトは重要な内容を2023年3月時点の最新情報に更新しているので、良ければ参考にしてもらえると嬉しいです…!
上記の項目について一部少し補足します。
テーマの機能や構造がシンプルなものは主に無料テーマに多いです。また、有料テーマでも「機能がシンプルなので使いやすく初心者向け」といった表現がされるテーマもあります。
たしかに設定項目が少ない方が初めてWordPressを触る方には馴染みやすく使い方も覚えやすいと思うものの、僕が感じるのは「あなたはいつか初心者ではなくなる」という点です。これから数か月、数年とWordPressを使ったブログ運営を続けていけば、WordPressでできることを覚えて操作もサクサクできるようになります。
そのような状況になったときに、「必要最低限の機能が用意されたシンプルなテーマ」ではやりたいことができず物足りなく感じることが考えられるので、コードを書かずに最初からブログ運営に必要な機能が最初から揃っているテーマがおすすめだと考えています。
それから記事数が増えた後のテーマ変更ですが、おおよそテーマ変更にかかる時間の目安は以下のイメージです。
- テーマ変更後の各種設定:3時間
- 記事の装飾の修正:記事数×15~30分
この他に、新しいテーマに慣れるまでの時間もそれなりに必要です。
なので、将来的な無料テーマから有料テーマへの変更を前提に検討している場合は、最初から有料テーマを使うという選択肢も合わせて検討されると良いかなと考えています。
少し前置きが長くなりましたが、ここから僕が考える現在のWordPressの状況に合わせたおすすめのWordPressテーマの選び方を紹介していきます。
選び方①:用途に合ったテーマを選ぶ
WordPressテーマには、ブログやアフィリエイトサイトの運営に適したもの、コーポレートサイトなどの制作に適したものなど、それぞれ得意不得意があります。
あなたがWordPressを使ってどんなことをしたいのか、用途に合わせて適切なWordPressテーマを選択することが大切です。
この記事では、各WordPressテーマの得意不得意を以下画像の「用途別おすすめ度」の項目で独自評価しているので参考にしてください。


選び方②:ブロックエディター機能が充実したテーマを選ぶ
現在のWordPressは「ブロックエディター」と呼ばれる記事の編集方式を軸に開発が進められています。


ブロックエディターを使うことで、HTMLやCSSの知識が無くても見やすい記事装飾ができたり、サイトのデザインを作りこむことができます。
そのような点から、最近のWordPressテーマ開発のトレンドとして、ブロックエディター機能にテーマ独自の便利機能を追加しながら他テーマとの競争、差別化が行われている印象です。
例えば、以下動画はSWELLのブロックエディターで記事を執筆している様子です。
このSWELL
選び方③:最初からデザインが整っているテーマを選ぶ
ブログ・アフィリエイトサイトの運営をしていく中で、最も時間をかけるべきは、記事構成の検討や記事の執筆です。
サイトのデザインにこだわりたい方も多いですが、限られた時間の中でサイト運営をしていると、デザイン面の優先度はどうしても低くなります。
そこで、自分でカスタマイズをする必要がなく、最初からデザインが整ったきれいなテーマを選ぶことをおすすめします。
また、デザインにこだわりたいけどCSSの知識が無いという方も多いと思います。
そのような時にも、最初からデザインが整っていて、ブロックエディターでコードを書かずにデザインを作りこめるテーマを選ぶことをおすすめします。
選び方④:開発が活発に行われているテーマを選ぶ
WordPress本体の開発、変化はとても速いです。
このWordPress本体の開発スピードにWordPressテーマ側が追従できていないと、サイト内の表示が崩れたり、便利な機能が使えなくなる懸念があります。



スマホで例えると、iOSをバージョンアップしたらアプリが使えなくなってしまった…。といったイメージです。
そのため、最新のWordPressの開発に追従しつつ、テーマ独自の機能開発も活発に進められているテーマを選ぶことが大切です。
選び方⑤:ネット上に情報が多いテーマを選ぶ
WordPressでサイト運営をしていく中で、どうしても分からないことが発生します。
その中で、ネット上に情報が多いテーマを選ぶと、不明点が比較的簡単に解決しやすいです。
もしくは、テーマのフォーラムやコミュニティなどが用意されているテーマを選ぶことで不明点を質問したりすることができるのでおすすめです。
【結論】ブログに最もおすすめのWordPressテーマはSWELL!
この記事では、WordPressテーマについて本当にたくさんのことを書いてきました。



ここまで読んでいただいて本当にありがとうございます…!いろいろなことを書きすぎて逆に悩ませてしまったかもしれません。。。
そこで、僕が考える結論を改めてお伝えさせてください。
2023年3月時点、最もWordPressブログにおすすめできるテーマは『SWELL』です。
SWELLは国内でもNo.1と言って過言ではないほどの人気テーマです。
その理由は、ブログ運営に必要な機能が充実していることはもちろんですが、開発者の了さんがユーザーに寄り添った開発をしてくれている点です。
ユーザーの声に耳を傾けて、的確な機能追加や改善を行ってくれています。
どのWordPressテーマも素晴らしいですが、とにかく現在はSWELLを選んでおけば間違いないと言える完成度のテーマです。



当サイトのSWELLに関する情報量は国内トップクラスではないかと思います…!
そんな経験からも、最もおすすめできるWordPressテーマはSWELLだと思っています。
ぜひ、みなさんもSWELLのすばらしさを味わってほしいです。
WordPressテーマのインストール方法
WordPressテーマをサイトにインストールする方法を2パターン紹介します。
- テーマ公式サイトからダウンロードしてインストール
- WordPress管理画面からインストール
テーマ公式サイトからダウンロードしてインストールする方法
この記事で紹介したテーマは、ここで紹介する方法でインストールできるものがほとんどです。
例えば、当サイトイチオシのSWELLのインストール方法は以下で紹介しています。


SWELL以外のテーマは、基本的に以下の手順でインストールできます。








zipファイルをドラッグ&ドロップでもOKです。




また、テーマをにPHPなどのコードを書いてカスタマイズする場合は「子テーマ」を適用する必要があります。
WordPressの管理画面からインストールする方法
WordPressの管理画面からテーマを検索してインストールする方法もあります。
この方法は、WordPress公式ディレクトリに登録されたテーマをインストールすることができます。
以下の手順でインストールを進めていきます。








他にもインストール方法はありますが、まずはここまで紹介した2つの方法を覚えておけばOKです。
WordPressテーマについてよくある質問
おすすめのWordPressテーマ比較ランキングまとめ
おすすめのWordPressテーマについて、比較やランキングを交えながら紹介してきました。
WordPressテーマは本当にたくさんあるので、特に初心者の方はとても迷われると思います。有料テーマは何度も買い直せるものではないので、後悔のないように検討してください。
以下のリンクから記事内の読みたい箇所に戻れます。
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僕が1つだけテーマを選ぶなら、当サイトでも使用しているSWELL
\ 2年以上愛用しているテーマです…! /
2023年3月時点で、国内で最も人気のあるブログ向けWordPressテーマと言っても過言ではありません。記事執筆の時間を短縮したり、繰り返し発生する作業を省略して快適なサイト運営ができるはずです。
当サイトでは、SWELLの使い方についての解説記事を多数用意していますので、ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。