WordPress初心者におすすめのレンタルサーバー5選を比較【2024年11月最新】

レンタルサーバーはWordPressでブログを始めるために必要です。

そこで、これからWordPressでブログやサイトを作りたいと思っている初心者の方向けに、おすすめのレンタルサーバーとプランを紹介します。

初めてのWordPressサイトの運営でレンタルサーバーを選ぶ際、専門用語や難しい言葉が多く大変だと思います。

この記事では、個人のブログやサイトを運営するのに十分なスペックを持った定番のレンタルサーバーを4つ紹介します。この記事で紹介しているレンタルサーバーならどこを選んでも大きな問題なくサイト運営ができるはずです。

そして、その中でも特におすすめしたいレンタルサーバーは以下の2つです。

さらに記事後半では、最近大人気のWordPressテーマ「SWELL」でサイトを作る方向けにおすすめのレンタルサーバーを紹介します。

WordPress初心者におすすめのレンタルサーバー5選

これからWordPressでブログやサイトを作る方におすすめしたいレンタルサーバーを5つピックアップしました。

レンタルサーバーサービスは本当にたくさんあるのですが、上記のレンタルサーバーなら基本的にどれを選んでも問題なくサイト運営ができるはずです。

その中でも、「シン・レンタルサーバー」と「エックスサーバー」は2024年11月時点で特におすすめしたいレンタルサーバーです。

当サイトはConoHa WINGを利用しています。2020年~2021年頃はConoHa WINGが素敵なコスパだったのですが、ここ数年もろもろの事情で料金の値上げが行われており、2024年11月時点では少しおすすめの優先度は落ちてしまうと思っています。性能面で不満などはないのですが…。

では、おすすめのレンタルサーバーを4つ、紹介します。

シン・レンタルサーバー｜高性能&低価格でコスパ最高

サービス名	シン・レンタルサーバー
公式サイトURL	https://www.shin-server.jp/
初心者の方へのおすすめ度

シン・レンタルサーバーは、2021年からサービスが開始された新しいレンタルサーバーです。

新しいサーバーだから不安かというとそんなことはなく、運営元はこの後紹介する国内大手のレンタルサーバーメーカーである「エックスサーバー」であるため、安心して利用することができます。

シン・レンタルサーバーの最大のメリットはコスパだと思っています。利用料金がとても安く、サーバーの処理速度など機能面も充実しています。

WordPressサイトの開設に関しても、WordPressクイックスタートという機能で簡単にWordPressサイトを作ることができるため、Webの知識が少ない初心者の方でも安心です。

公式 https://www.shin-server.jp/

エックスサーバー｜業界大手で安心感と信頼感が抜群

サービス名	エックスサーバー
公式サイトURL	https://www.xserver.ne.jp/lp/service01/
初心者の方へのおすすめ度

エックスサーバーは、運用歴が長く実績も十分で最も安心感のあるサーバーと言えるかもしれません。

先に紹介したシン・レンタルサーバーとの違いは、より「安定性に重点」を置いたサービスであることです。最新技術はまずシン・レンタルサーバーに導入し、効果や安定性が確認できればエックスサーバーに展開されるような流れになっているのかなと思います。

契約時の初期費用で3,300円が必要になる点はこれからブログを始める方には大きな懸念点になりますが、大きな問題もなくストレスの無いサイト運営ができる点はエックスサーバーの魅力です。

2022年8月4日に、全プランの初期費用無料化が発表されました。

エックスサーバーでも、WordPressクイックインストールという機能で簡単にWordPressサイトを開設することができる点や不具合、トラブルなども少ないことから、初心者の方にもおすすめです。

公式 https://www.xserver.ne.jp/lp/service01/

関連 エックスサーバーのメリット・デメリットや評判レビュー

ConoHa WING｜人気急上昇中で速度の速さが人気

サービス名	ConoHa WING
公式サイトURL	https://www.conoha.jp/wing/
初心者の方へのおすすめ度

ConoHa WINGは、ここ数年で人気が急上昇している印象を受けるレンタルサーバーです。ブログ系のインフルエンサーの方でもConoHa WINGを使用するケースが増えています。

サーバーの管理画面なども見やすく初心者の方でもなじみやすいデザインになっています。

2020年~2021年ころまでは、価格も安く最もコスパが良いサーバーという印象を持っていたのですが、昨今の情勢から利用料金の値上げなどが行われており、2024年11月時点では他サーバーと同等もしくはやや高い金額になってしまっているのが少し懸念点です。

性能面は十分で、WordPressかんたんセットアップという機能で簡単にWordPressサイトを開設することができる点や、最近ブログを始めた方でConoHa WINGユーザーが多いという点は安心できる点です。

公式 https://www.conoha.jp/wing/

関連 ConoHa WINGのメリット・デメリットや評判レビュー

ロリポップ｜サーバー費用を安く抑えたい方におすすめ

サービス名	ロリポップ！
公式サイトURL	https://lolipop.jp/
初心者の方へのおすすめ度

ロリポップは、今回紹介している5つのサーバーサービスの中で比較的安い金額でサーバーを契約することができます。

WordPressサイトにおすすめの「ベーシックプラン」では、月額最安550円から契約できます。初期費用も無料です。

ロリポップは数年前までは「表示速度が遅い」というレビューをされることも多かったのですが、最近では高速化にも力を入れてかなり改善されています。

公式 https://lolipop.jp/

mixhost｜アダルト系コンテンツを取り扱う方におすすめ

サービス名	mixhost
公式サイトURL	https://mixhost.jp/
初心者の方へのおすすめ度

Mixhostでは、出会い系、アダルト系のコンテンツを取り扱うことができます。

ConoHa WING、エックスサーバー、ロリポップは規約で禁止されているので注意が必要です。シン・レンタルサーバーでは法令又は公序良俗に反しない内容であればアダルト系コンテンツの取り扱いも可能。

そのため、上記のようなコンテンツを取り扱う予定がある方はシン・レンタルサーバーやmixhostが有力な選択肢になります。

公式 https://mixhost.jp/

初心者向けおすすめレンタルサーバーの項目別比較

初めてレンタルサーバーを契約する方向けに選び方のポイントを紹介しつつ、そのポイントごとに比較をしていきます。

それぞれ紹介していきます。

料金｜初期費用と月額費用

この記事でおすすめしている4つのレンタルサーバーの費用感を比較すると、最も低価格で契約できるのがシン・レンタルサーバー、その次がロリポップ！となります。

サーバー	おすすめプラン	初期費用	月額費用① ※12ヶ月契約の場合	月額費用② ※36ヶ月契約の場合	無料ドメイン
シン・レンタルサーバー	ベーシック	無料	880円	770円	1つ
エックスサーバー	スタンダード	無料	1,100円	990円	1つ
ConoHa WING	WINGパック ベーシック	無料	1,089円	968円	2つ
ロリポップ！	ベーシック	無料	990円	550円	1つ
mixhost	スタンダード	無料	1,210円	990円	1つ

上記の比較表は各サーバーのキャンペーンが未適用の状態の金額です。本日実施されている各サーバーのキャンペーン情報は以下にまとめています。

キャンペーン未適用の状態で比較すると、1年(12か月)契約の場合はシン・レンタルサーバー、3年(36か月)契約する場合はロリポップ！の安さが群を抜いています。

また、シン・レンタルサーバーは性能と料金のコストパフォーマンスが特に高い印象を僕は持っています。

WordPressのインストール｜初心者でも簡単にサイトが作れるか？

Webの知識が少ない方でも、簡単いサーバー上にWordPressをインストールできる機能を各社が用意してくれています。

サーバー	おすすめプラン	WordPressサイト 開設の簡単さ	WordPress インストール機能名称
シン・レンタルサーバー	ベーシック	簡単	WordPress クイックスタート
エックスサーバー	スタンダード	簡単	WordPress クイックスタート
ConoHa WING	WINGパック ベーシック	簡単	WordPress かんたんセットアップ
ロリポップ！	ベーシック	簡単	WordPress 簡単インストール
mixhost	スタンダード	簡単	WordPress クイックスタート

数年前まではWordPressでサイトを開設する手順が少し難しかったのですが、上記のようなサービスがリリースされたことで、劇的にWordPressサイトの開設が容易になりました。

今回の4つのサーバーは全て、WordPressが簡単にインストールできる機能を用意してくれているので、専門的な知識が無くてもWordPressでサイトを開設できます。

サポート体制｜自動バックアップや復元機能も要確認

通常の個人ブロガーさんの利用では、サポートを依頼する機会は少ないと思います。ですが、万が一サイトが開けなくなったり、画面が真っ白になったりしたときにレンタルサーバーのサポートがもらえるととても安心します。

各レンタルサーバーのサポート体制は以下のとおりです。

サーバー	サポート体制
シン・レンタルサーバー	電話 ※平日10:00~18:00 メール ※24時間受付 チャット
エックスサーバー	電話 ※平日10:00~18:00 メール ※24時間365日受付 チャット ※平日10:00~18:00
ConoHa WING	電話 ※平日10:00~18:00 メール ※平日10:00~18:00 受付は24時間 チャット ※平日10:00~18:00
ロリポップ！	電話 ※平日10:00~18:00 メール ※24時間受付 チャット ※平日9:30~13:00 14:00~17:30
mixhost	メール ※平日10:00~18:00 受付は24時間 電話 チャット

ConoHa WING、エックスサーバー、ロリポップ！では、電話、メール、チャットの3種類の問い合わせを受け付けているので、緊急性や内容に応じて柔軟にお問い合わせの方法を選択できます。一方で、mixhostに関してはメールでの問い合わせのみなので、緊急時の問い合わせなどで不安を感じる方もいると思います。

また、万が一サイトのデータが消えてしまったり、不具合が発生してしまったときのために、バックアップの管理と復元ができるかどうかも非常に重要な要素です。

各レンタルサーバーの自動バックアップ機能と復元(リストア)サービスを以下にまとめました。

サーバー	プラン	自動バックアップ	復元
シン・レンタルサーバー	ベーシック	無料 (過去14日分)	無料
エックスサーバー	スタンダード	無料 (過去14日分)	無料
ConoHa WING	WINGパック ベーシック	無料 (過去14日分)	無料
ロリポップ！	ベーシック	無料	無料
mixhost	スタンダード	無料 (過去14日分)	無料

ロリポップでは以前、復元が11,000円の有償対応でしたが、プラン内容が刷新されバックアップ・復元共に無料で手厚いサポート体制になっています。

ConoHa WING、エックスサーバー、mixhostに関しても、バックアップの保存期間が過去14日分ですが、復元も無料でできるのでありがたいです。

表示速度｜サイトの表示速度

最後にサイトの表示速度です。

表示速度については、各レンタルサーバーの公式サイトの内容を抜粋して紹介します。

上記を見てもらうと分かるとおり、各社がそれぞれの測定方法で自社がNo.1であることを紹介しています。

あくまで僕の個人的な感想ですが、どのレンタルサーバーを選んでも個人ブログを運営する点においては大きく変わらないかなと思っています。

実際に僕が運営しているサイトで、ConoHa WINGとエックスサーバーの表示速度の最適化を表すスコアは以下のようになっています。

細かい説明は省略しますが、スコア100が最大で、サイトの表示速度に改善が必要な項目が多いほど0に近いスコアになります。詳細は「PageSpeed Insights API について」を見てみてください。

ただし、スコアが100点に近い数値になっている大きな要因として、サーバーの能力以外に、使用しているWordPressのテーマがとても優れているという点があります。

僕は、SWELLという有料のテーマを使っていますが、SWELLはサイト表示速度の高速化や最適化にかなり力を入れているテーマです。

SWELLは、サイト高速化のプロと顧問契約を結んで日々改善が行われています。

>>高速化のプロ、「スキルシェア」さんと顧問契約を締結しました。 | WordPressテーマ SWELL

以下のリンク先は僕が運営している「SWELLサイト集」です。記事を見てもらうとSWELLの盛り上がりが伝わるかなと思います。

そこで、ここからはSWELLテーマを利用する際におすすめのレンタルサーバーを紹介していきます。

SWELLテーマにおすすめのレンタルサーバーの選び方

WordPressテーマSWELLでブログやサイト運営を始める予定の方に、おすすめのレンタルサーバーを紹介します。

基本的に、SWELLの場合でもこの記事で特におすすめしている2つのサーバーから選べば間違いないかなと思います。

簡単にまとめると上記のようになります。

では、それぞれ説明していきます。

充実の機能と安さを求める場合はシン・レンタルサーバーがおすすめ！

シン・レンタルサーバーのベーシックプランであれば、以下の費用感でサイトを運営できます。

	シン・レンタルサーバー
初期費用	無料
月額費用 (3か月契約)	990円
月額費用 (6か月契約)	990円
月額費用 (12か月契約)	880円 ※おすすめ！
月額費用 (24か月契約)	825円
月額費用 (36か月契約)	770円

サービスの運営元がエックスサーバーなので、実績・信頼性ともに問題なく、積極的に最新技術を導入する方針のため、常に新しい技術が使われた環境のレンタルサーバーを利用できます。

一方で、20年以上の実績があるエックスサーバーと比較して、シン・レンタルサーバーは2021年に運用開始されたサーバーのため、まだ利用者はそれほど多くない印象を感じます。この点は人によってはもしかしたら気になる部分かもしれません。(僕はこのような新しいサービスこそすぐ使いたくなりますが…。笑)

ただ性能面で特に不満もなく、何より低価格で最新のサーバーが使えるメリットは大きいので、シン・レンタルサーバーは個人的に2024年11月時点で最もおすすめしたいです。

シン・レンタルサーバーとSWELLでWordPressブログを作る手順は以下で紹介しています。

よりサイト開設や設定が簡単なのはエックスサーバー

エックスサーバーでは、サーバー契約時に有料テーマSWELLの購入も同時に行うことができます。また、SWELLが5％オフの16,720円で購入できます。

5%オフで購入できる分を考慮しても、シン・レンタルサーバーの方が金額としては安く抑えられますが、別途SWELLを購入する必要が無い点で、サイトの開設からSWELL導入までの作業はエックスサーバーの方がスムーズです。

エックスサーバーのプランはスタンダードがおすすめです。

	エックスサーバー
初期費用	無料
月額費用 (3か月契約)	1,320円
月額費用 (6か月契約)	1,210円
月額費用 (12か月契約)	1,100円 ※おすすめ！
月額費用 (24か月契約)	1,045円
月額費用 (36か月契約)	990円

金額的には少し大きくなりますが、やはり安定感と余計なエラー発生のストレスが無い点で、エックスサーバーは快適なサイト運営ができます。

金額が少し高くなることが許せる方で、とにかくより安定感・信頼感を求めたい方はエックスサーバーがおすすめです。

エックスサーバーとSWELLでブログを作る手順は以下の記事で紹介しています。

WordPress初心者の方向けおすすめのレンタルサーバーまとめ

これからWordPressでブログやサイトを運営する方向けに、おすすめのレンタルサーバーを紹介しました。

迷う方は、とりあえず以下のどちらかにすれば間違いありません。

これから始まるWordPressサイトの運営が快適で楽しくなるように願っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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