VK Block PatternsとVK Block Pattern Plugin Generatorでブロックパターンを有効活用

WordPressのブロックエディターには、コンテンツ制作の効率を上げてくれるブロックパターンという便利な機能があります。

この記事では、そのブロックパターンの活用の幅が広がる2種類のプラグインを紹介します。

どちらも、有名なWordPressテーマである「Lightning」を開発されている株式会社ベクトルさんのプラグインで安心して利用できます。

ブロックパターンを活用するとコンテンツ制作が捗る

WordPressのブロックエディターには、あらかじめ組み合わされたブロックをエディター上に簡単に配置できるブロックパターンという機能があります。

よく使うレイアウトやブロックの組み合わせを登録しておくことで、ブロックエディターを使ったデザインや記事執筆の効率が上がる効果が期待できます。

ブロックパターンの使い方については以下の記事にまとめていますので参考にしてください。

ブロックパターンは、デフォルトの状態ではWordPress側で用意されているパターンの利用のみができるようになっていますが、WordPressテーマやプラグインを活用することで、自分でブロックパターンを作成して登録することもできるようになります。

ブロックパターンを便利に活用するためのプラグイン

この記事では、ブロックパターン機能を更に便利にしてくれるプラグインを2つ紹介します。

それぞれの概要を表にまとめると以下のようなイメージです。

プラグイン名	機能	金額
VK Block Patterns	自分で作成したパターンの登録機能 VK Block Patterns独自のパターンの追加 VKパターンライブラリとの連携機能 ※詳細は「VK Block Patternsの使い方と機能」	無料
VK Block Pattern Plugin Generator	自作パターンをプラグイン化 ※詳細は「VK Block Pattern Plugin Generatorの使い方と機能」	14,300円 → 9,900円

どちらも、有名WordPressテーマLightningを開発されている株式会社ベクトルさんの製品で安心感も抜群です。

Lightningテーマではもちろん、Lightning以外のテーマでも利用できるプラグインなのでぜひ参考にしてください。

それぞれのプラグインの概要を紹介します。

VK Block Patternsプラグインでブロックパターンを管理

VK Blocks Patternsは、自分で作成したブロックパターンを登録したり、管理ができる無料のプラグインです。

また、プラグインの開発元である株式会社ベクトルさんが運営されているVKパターンライブラリ内のお気に入り登録機能と連動させることもできます。

プラグインのもう少し細かい内容は、この後の「VK Block Patternsの使い方と機能」で紹介します。

VK Block Pattern Plugin Generatorでブロックパターンをプラグイン化

VK Block Pattern Plugin Generatorは、ブロックパターンを集めたプラグインを作ることができます。

Web制作などでよく使うパターンをまとめてプラグイン化しておけば、別の案件での使いまわしも容易になりますし、自分のお気に入りのパターン集を第三者へ配布することもできます。

様々な活用ができそうなプラグインです。

プラグインのもう少し細かい内容は、この後の「VK Block Pattern Plugin Generatorの使い方と機能」で紹介します。

VK Block Patternsの使い方と機能

VK Block Patternsのインストール方法や機能をまとめて紹介していきます。

VK Block Patternsには以下のような機能があります。

単純に自作のパターンを登録できるだけでなく、その他にも痒い所に手が届くような機能もあります。

VK Block Patternの機能や使い方については公式サイトに詳しくまとめられているので参考にしてください。

>>https://www.vektor-inc.co.jp/service/wordpress-plugins/vk-block-patterns/

この記事では、僕が特に好きな機能に絞って紹介します。

VK Block Patternsのインストール方法

VK Block PatternsはWordPress公式ディレクトリに登録されているプラグインのため、WordPress管理画面から簡単にインストールが可能です。

以下の手順でインストールできます。

パターンの編集権限の設定

VK Block Patternsでは、WordPressの管理権限に合わせてブロックパターンの登録ができない状態にすることができます。

例えば、Web制作用途でWordPressを活用する場合は、クライアントさん側で不必要に登録されてしまうことを防ぐことができます。

また、ブログやメディアを複数人で運営している場合も、ディレクターさんやライターさん側でブロックパターンを間違って登録してしまわないようにロックをかけておくような使い方もできます。

Web制作でもメディア運営でも、複数人が絡むサイトになる場合には地味にありがたい機能だと感じます。

VK Block Patterns独自のパターンの追加

VK Block Patternsを有効化すると、オリジナルのブロックパターンが複数使用できるようになります。

以下の画像は、VK Block Patternsプラグインを有効化した状態としていない状態のパターンカテゴリーの数の比較です。

実際のWebサイトで良く見る、良く使われるデザインを簡単にエディター上に呼び出すことができるのでありがたい機能です。

VKパターンライブラリとの連携

VK Block Patternsを開発している株式会社ベクトルさんでは、VKパターンライブラリという実用的なブロックパターンがたくさん公開されているライブラリを運営しています。

VKパターンライブラリには、お気に入り機能があり、自分の好みのパターンやよく使うパターンをお気に入り登録しておくことができます。

お気に入り登録機能は、VKパターンライブラリのユーザー登録が必要になります。現状、そのユーザー登録ができるのはLightning G3 Pro Packなど対象製品のライセンス保有者限定になっています。

ユーザー登録をしていない状態でVKパターンライブラリを使用する際は以下の流れで行います。

1. VKパターンライブラリサイトにアクセス
2. お好みのパターンを探す
3. お好みのパターンをコピー
4. 自分のWordPressサイトにペースト

毎回サイトにアクセスしてパターンをコピーしてくる形ですが、VKパターンライブラリにユーザー登録をした状態でVK Block Patternsを活用することで、あらかじめお気に入り登録しておいたパターンを自分のWordPressサイト内に連携させておくことができます。

これにより、VKパターンライブラリ内でお気に入り登録したパターンは、自分のWordPressサイトのエディター上で簡単に呼び出すことができて大幅な時短になります。

VK Block Patternsプラグインについては、ブロックパターンの登録や管理機能が実装されていないWordPressテーマなどを使っている方には特におすすめのプラグインだと思っています。

VK Block Pattern Plugin Generatorの使い方と機能

VK Block Pattern Plugin Generatorのインストール方法や機能をまとめて紹介していきます。

VK Block Pattern Plugin Generatorは、自分で作成したブロックパターンをオリジナルのプラグインにして管理できるプラグインで、14,300円で有料販売されています。

リリース後、セール価格として9,900円で購入できるようになっています。いつまでこの価格が続くか分からないので気になる方は早めに購入した方が良いかもしれません。

また、株式会社ベクトルさんのLightning G3 Pro Packとセットで購入すると、特別割引として4,400円オフになり、5,500円で購入できるのでかなりお得です。

VK Block Pattern Plugin Generatorの購入・インストール方法

VK Block Pattern Plugin Generatorは以下のリンク先から購入できます。

>>製品販売ページはこちら

上記リンクにアクセスすると以下のような画面になるので、「買い物カゴに追加」のボタンをクリックして支払いまで進めてください。

PayPalのアカウントがあると、より簡単に支払いまで完了できます。

決済完了後の画面で、購入したプラグインのzipファイルがダウンロードができます。もし、その画面を閉じてしまった場合は、公式のマイアカウントページからダウンロードできます。

あとは、通常のプラグインと同様に、ダウンロードしたプラグインのzipファイルをWordPressサイト上でインストール、有効化すれば完了です。

VK Block Pattern Plugin Generatorの具体的な使用方法は機能の詳細は以下の公式サイトにまとめられています。

>>https://www.vektor-inc.co.jp/service/wordpress-plugins/vk-block-pattern-plugin-generator/

ブロックパターンをプラグイン化するメリット

VK Block Pattern Plugin Generatorには以下のような機能があります。

通常、プラグインを作るにはPHPやWordPressの知識などが必要ですが、VK Block Pattern Plugin Generatorプラグインを利用することでプログラミングの知識が無くてもオリジナルのプラグインを作成できます。

VK Block Pattern Plugin Generatorの設定画面から、プラグイン名を入力して「新規プラグインとしてエクスポート」ボタンをクリックするだけで自分のブロックパターン集プラグインが作成できました。

ちなみに、ブロックをCSSでカスタマイズをしたい場合も、設定画面にCSSを記述することでプラグインに含めることができます。

自分が作成したブロックパターン集をプラグイン化するおくことで、他のサイトでも容易に使い回しできたり、自分以外の人にも配布できるので便利です。

Web制作者さんであれば、自分用のブロックパターン集プラグインを持っておけば、よく使うデザインやレイアウトが他の案件でもプラグインを有効化するだけ使えるのでとても時短になります。

ブロガーさんで複数サイト運営している方も、よく使いまわすブロックの組み合わせなどがあると思います。そのブロックの組み合わせをブロックパターンにしてプラグイン化しておくことで、複数サイトで同じパターンを簡単に利用できるので便利かなと思います。

ブロックパターンをプラグインで更に有効活用する

WordPressのブロックエディターにあるブロックパターンという機能を便利に活用できるプラグインを2種類紹介しました。

VK Block Patternsプラグインでは、自分で作成したブロックパターンを登録・管理できたり、VKパターンライブラリと連携させることでかなり便利な使い方ができます。

また、VK Block Pattern Plugin Generatorでは、自分で作成したブロックパターンを集めたプラグインを作ることができます。ブロックパターンをプラグインにまとめておくことで、よく使うブロックの組み合わせを他サイトや別案件でも容易に使いまわすことができるのでかなり効率が良くなると思います。

ブロックパターンは元々便利な機能ですが、プラグインを活用することで更に活用の幅が広がるかもしれません。ぜひ、今回紹介したプラグインなども含めいろいろ試してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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