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WordPressテーマ「STORK19」について紹介します。
STORK19は日々の開発で機能も充実してきている有料のWordPressテーマで、他有料テーマと比較すると購入しやすい価格設定になっているコストパフォーマンスの良いテーマです。
そこでこの記事では、WordPressテーマSTORK19について、実際にブログ運営で使用するにあたり重要だと考える要素を取り上げてレビューしていきます。
僕が感じた良い点や少し気になる点をそれぞれ紹介していくので、この記事を読みながらSTORK19の導入を検討してもらえればうれしいです。
また、僕が現在のWordPressで最も大切と考えている「ブロックエディター」のSTORK19の対応状況について、当サイト独自の視点で分析してみました。
必要十分な充実度だが、一部物足りない機能もある
最低限の機能はあるが、オリジナリティは出しにくい
STORK19独自の特徴的な機能は少ない
v.6.1.1
v.3.18
記事はできる限り最新情報に更新していきますが、キャプチャ等は執筆時点の物が多くなると思います。
WordPressテーマSTORK19の概要と特徴は以下のとおりです。
項目 | 説明 |
---|---|
テーマ名 | STORK19 |
開発者 | hTDESIGN合同会社 |
金額 | ¥11,000円 ※買い切り型 |
公式サイト | https://open-cage.com/stork19/ |
STORK19について簡単に紹介します。
STORK19は、STORKというWordPressテーマの新バージョンの立ち位置のテーマです。
旧STORKからの大きな変化点は、記事の編集画面が旧来の「クラシックエディター」ではなく「ブロックエディター」に対応したことだと思います。
現状のWordPress本体の開発ロードマップを見ても、ブロックエディター機能を中心に発展させていく流れになっているので、ブロックエディター対応のSTROK19のリリースはとても良い流れだったのかなと思います。
STORK19のブロックエディター機能については記事中盤の「STORK19のブロックエディター徹底検証レビュー」で深掘りします。
WordPressテーマSTORK19のメリットとして僕が考える点を2つ紹介します。
それぞれ書いていきます。
STORK19は、11,000円で購入できます。
他のブログ向けWordPressテーマと比較すると、リーズナブルな価格であることが分かるかと思います。
テーマ | 金額 | 支払い形式 |
---|---|---|
JIN:R | 19,800円 | 買い切り |
Nishiki Pro | 17,800円 | 買い切り |
SWELL | 17,600円 | 買い切り |
Snow Monkey | 16,500円/年 | サブスクリプション |
THE THOR | 16,280円 | 買い切り |
AFFINGER6 | 14,800円 | 買い切り |
JIN | 14,800円 | 買い切り |
SANGO | 14,800円 | 買い切り |
STORK19 | 11,000円 | 買い切り |
人気有料テーマの価格相場は15,000~20,000円くらいなので、11,000円で購入できるSTORK19の金額は大きなメリットになると思います。
ただし、STORK19には「複数サイトで使えない」という注意点があるので後述します。
STORK19では、機能追加を伴うアップデートの回数が増えてきています。
新しい機能が追加されるのは、どんどんテーマが便利になっていくということなので、とてもありがたいです。
特に、STORK19の機能追加の特徴として、「他テーマの良いところを取り入れる」という方向性が強いのかなと僕は感じています。
「STORK19だけで使える機能を増やす」よりも「他のテーマでできることをSTORK19でもできるようにする」という機能追加が多い印象を持っています。
メリットとして紹介するか迷いましたが、STORK19は柔軟な姿勢で開発をされているなという印象です…!
STORK19のデメリットとして2つ紹介します。
それぞれ書いていきます。
メリットで「他のテーマでできることをSTORK19でもできるようにする」という方向性が強そうだと書きました。
その弊害として、「STORK19といえば〇〇」という特徴的なポイントが個人的には思い浮かびにくいかなと感じています。
例えば、あくまで僕の視点での考えですが、他の人気テーマには以下のようなイメージがあります。
STORK19では上記のような、そのテーマのことを考えたときに真っ先に浮かぶ推しポイントが少し弱いのかなという印象を持ってしまいました。
ただ、他テーマよりも安価で類似の機能が使えるという点は魅力でもあると思うので一概には言えませんが、この記事ではデメリットとして紹介しました。
とはいえ、日本国内のWordPressテーマがかなり高機能・多機能になってきたことからテーマ独自の差別化をしにくいという背景もあるのかなと思います。
それにテーマを開発できるスキルを持っていることに対してもちろんリスペクトしております…!
もうひとつSTOKR19のデメリットは、1回の購入で1サイトにしか使えないという点です。
複数のサイトでSTORK19を使いたい場合は、サイト数分のSTORK19を購入する必要があります。
購入金額が安いのは、この利用制限も影響しているかもしれないね…!
ちなみに、他の人気テーマでは基本的に自分のサイトなら複数使用OKのテーマがほとんどです。
いざブログをはじめてみると、「2サイト目を作りたい」と考える方がとても多いので、この利用制限については購入前にしっかり考慮して検討する必要があるデメリットだと感じます。
現在、WordPress本体の開発はブロックエディター関連の機能追加、改善にかなり力を入れています。
そのことからWordPressテーマについても、最新のWordPressの開発に追従しながらブロックエディター面の機能を充実させているテーマを使うべきと僕は考えています。
そこで、STORK19テーマのブロックエディターについて実際に使ってみた感想をまとめていきたいと思います。
STORK19のブロックエディター機能や使い方は以下の記事にまとめています。
この記事では、主にブログ運営を想定して以下の項目に注目して紹介します。
上記3項目について、他テーマと比較しながら僕なりの視点で評価をしてみた結果、以下のとおりとなりました。
それぞれ書いていきます。
ブログ記事を書く際に、WordPressテーマに以下のような点を任せられるととても嬉しいです。
上記3点を達成するために、僕がブログ記事執筆時に必要だと思う機能の一覧とSTORK19の対応状況を以下の表にまとめました。
機能 | 対応状況 |
---|---|
段落ブロックの装飾 | 充実対応 |
吹き出しの登録機能 | 対応 |
広告の一括管理機能 | 対応 |
文字の装飾 | 充実対応 |
リストブロックの装飾 | 充実対応 |
ボックス装飾 | 充実対応 |
テーブルブロックの機能拡張 | 対応 |
アコーディオン機能 | 対応 |
タブ切り替え | 非対応 |
FAQ(良くある質問)表示機能 | 充実対応 |
ステップ(手順)表示機能 | 対応 |
それぞれの項目を少しまとめます。
ブログ運営をしていて最も長く時間を費やすのは記事の執筆のはずです。
なので、その記事執筆が効率良く直感的に操作できるテーマを選ぶとものすごく快適になります。
執筆効率を上げる上でとても大切だと考える点は、入力した文章(段落ブロック)に対して、すぐに装飾を適用できるようになっているかどうかです。
例えば、STORK19では段落ブロックにスタイルが用意されているので、文章を入力した後すぐに装飾を適用できるので便利です。
また、ブログ記事でよく使われる吹き出しブロックのアイコンやデザインを事前に登録しておくことで時短につなげることもできます。
それから、アフィリエイト広告などは、ブログパーツ機能を使って一括で管理できるので、リンクの貼り替えなどが発生しても修正の手間が減ります。
ただし、ブログパーツ機能はWordPress標準の再利用ブロックの拡張版機能です。広告管理専用ではないので、その点ではやや管理が煩雑になってしまうかもしれません。この点はSWELLの広告タグ管理機能が広告管理専用機能なので、群を抜いて使いやすいかなという印象です。
読みやすい記事を書く上で、以下のような装飾を適度に活用することはとても大切だと思います。
STORK19には、上記のような機能がすべて実装されています。
その他にも、ルビ(読み仮名)を設定できたり、Google Fontへの変換もできます。アルファベットや難しい漢字の商品、サービスなどを紹介する際に、ルビを付けれる機能があるのはとても便利だなと思います。
記事内に文字、箇条書き、画像などだけでなく、以下のようなコンテンツがあると更に表現の幅が広がります。
STORK19のテーブルブロックでは、横スクロールができるの列数の多い表を作る場合に便利です。
ただ、セル背景にアイコンが挿入できるSWELLやSANGOのテーブルブロックと比較すると、機能面で少々劣るのが残念です。
他テーマと比較すると機能としてはかなりシンプルですが、コンテンツの開閉ができるアコーディオンブロックも用意されています。
また、STORK19では、FAQコンテンツを配置しつつ、構造化データを利用することで検索結果に以下のようなリッチな表示をだすことができるので便利です。
ただ、残念ながら複数のコンテンツを並べて、クリック(タップ)操作で表示を切り替えるタブブロックはSTORK19には無いので注意が必要です。
ブロガーさんの中には、おしゃれなサイトを作りたい、サイト型のトップページを作りたい、という方も多いと思います。
STORK19のサイト型カスタマイズのしやすさについても簡単に書いておきます。
STORK19でサイト型トップページを作りたい場合は、以下のようなブロックを活用します。
例えば以下のように活用するイメージです。
カバーブロックに背景画像や背景色を設定し、その中に記事リストブロックで条件ごとに記事を並べるような使い方をします。
他テーマでは、以下のようなボックスリンクメニューやタブ切り替えができる要素をトップページに取り入れることができますが、STORK19では現状(記事執筆2023/1/25時点)できません。
サイト型トップページを作るためのブロック機能は、SWELLやSANGO、JIN:Rの方が充実しているというのが正直な感想です。
STORK19はブロックエディター関連の開発も熱心に行われており、便利な機能も増えてきてすごいなと思います。ユーザーとしてはとてもありがたいことです。
ただやはり、SWELLやSANGOを意識しているのだろうなという機能追加が多い点に対して、僕は少しネガティブな印象も持ってしまいます。
SWELLのブログパーツに対してSTORK19もブログパーツという名前と機能が同じ物を追加してきたときにはさすがに驚きました。。。
もちろん、競合を研究し少しでも良いものを作るという姿勢は素晴らしいことだと思いますし、どの業界でも当然のことだと思います。
現状は、人気他テーマの後を追うような形になってしまっている印象があるので、ぜひ今後、「STORK19と言えば〇〇」といった強みになる機能も実装されることを期待したいと思います。
STORK19の利用をおすすめできる人、できない人を僕なりにまとめてみました。
ブログ運営をされていて、有料テーマが欲しいけど値段が高くて躊躇しているという方も多いと思います。
他の人気なブログ向けWordPressテーマは15,000~20,000円前後ですが、STORK19は11,000円で購入が可能です。
もし数千円でも節約したいという方には、STORK19はおすすめできるテーマです。
1度の購入で、複数サイトで利用できない点には注意が必要です。
新しい機能や、他のテーマにはない珍しく便利な機能などが使いたい方はSTORK19以外のテーマを利用されることをおすすめします。
現状のSTORK19の追加機能は、他テーマですでに実装されている機能であること多く。独自性や新規性という面ではやや他テーマに劣る印象です。
それでも、もちろん全体的に整っており必要な機能は十分揃っているのでサイト運営も快適に行えるはずです。
もし、独自の機能が頻繁に追加されるテーマはSWELLや、SANGO Landという仕組みを利用したSANGOなどのテーマがとても強い印象です。
例えば、トップページをおしゃれなサイト型にしたいという思いがある方は、STORK19以外のテーマを検討されると良いと思います。
ブロガーさんで、CSSやHTMLなどの知識がないけど、きれいなトップページを作りたい方は、JIN:R、SWELL、SANGOなどのテーマが良いかと思います。
これらのテーマは、トップページカスタマイズに役立つオリジナルブロックが複数用意されているのでオリジナリティも出しやすいです。
STORK19でブログを作る方法も紹介しておきます。
STORK19は公式サイトのトップページにある「カートへ入れる」ボタンをクリックして購入処理を進めていきます。
STORK19を購入する:https://open-cage.com/stork19/
クレジットカードだけでなく、AmazonPayやPayPalなども使えるのでお好みの決済方法を選択してください。
STORK19の公式サイト内にマニュアルがまとめられています。
全て読み込むのはなかなか大変ですが、この中の内容で基本的な疑問などはおおよそ解決するのではないかなと思います。
WordPressテーマSTORK19について紹介してきました。
僕が考えるSTORK19のメリット。デメリットは以下です。
また、現在のWordPressではブロックエディターの開発力がものすごく大切だと考えています。その中でSTORK19のブロックエディターについてのレビューは以下とおりです。
必要十分だが、機能面では一部物足りない点がある
最低限の機能はあるが、オリジナリティは出しにくい
STORK19独自の特徴的な機能が無い
記事を書くという点については、効率よく書ける機能が整っていると思います。ただ、一歩進んでよりリッチな表現をしようすると少し物足りなさを感じることもありました。
また、サイト型トップページを作るという点では、最低限の機能はそろっていましたが、他テーマの方がサイト内の導線を確保するのに便利なブロックなどが充実していました。
とはいえ、他の人気テーマに比べて購入金額が安い点は、STORK19の大きな魅力だと思います。
WordPressテーマ選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
STORK19
STORK19以外のおすすめのWordPressテーマは以下にまとめています。
STORK19以外のテーマのレビュー記事も執筆しています。
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