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WordPressテーマSTORK19レビュー|記事の書き心地を中心にブロックエディター機能を独自評価!

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WordPressテーマSTORK19レビュー
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WordPressテーマ「STORK19」について紹介します。

STORK19は日々の開発で機能も充実してきている有料のWordPressテーマで、他有料テーマと比較すると購入しやすい価格設定になっているコストパフォーマンスの良いテーマです。

そこでこの記事では、WordPressテーマSTORK19について、実際にブログ運営で使用するにあたり重要だと考える要素を取り上げてレビューしていきます。

僕が感じた良い点や少し気になる点をそれぞれ紹介していくので、この記事を読みながらSTORK19の導入を検討してもらえればうれしいです。

WordPressテーマSTORK19
総合評価
( 3.5 )
メリット
  • お財布に優しい購入金額
  • 柔軟な開発の姿勢
デメリット
  • 特徴的な機能が少ない
  • 複数サイトで使えない

また、僕が現在のWordPressで最も大切と考えている「ブロックエディター」のSTORK19の対応状況について、当サイト独自の視点で分析してみました。

STORK19のブロックエディターレビュー
記事の書きやすさ
7/10点
サイト型ブログ作りやすさ
7/10点
機能の独自性
5/10点
各項目の一言コメントはこちら
記事の書きやすさ

必要十分な充実度だが、一部物足りない機能もある

サイト型ブログの作りやすさ

最低限の機能はあるが、オリジナリティは出しにくい

機能の独自性

STORK19独自の特徴的な機能は少ない

とりあえず公式サイトをチェック!

URL:


執筆時の環境 ※初回執筆:2023/1/27
WordPress

v.6.1.1

STORK19

v.3.18

記事はできる限り最新情報に更新していきますが、キャプチャ等は執筆時点の物が多くなると思います。


目次

WordPressテーマSTORK19の概要と特徴

STORK19公式サイト
STORK19公式サイト
※記事執筆時点

WordPressテーマSTORK19の概要と特徴は以下のとおりです。

項目説明
テーマ名STORK19
開発者hTDESIGN合同会社
金額¥11,000円 ※買い切り型
公式サイト
STORK19の基本情報

STORK19について簡単に紹介します。

STORK19は旧STORKの新バージョンテーマ

STORK19は、STORKというWordPressテーマの新バージョンの立ち位置のテーマです。

旧STORKからの大きな変化点は、記事の編集画面が旧来の「クラシックエディター」ではなく「ブロックエディター」に対応したことだと思います。

クラシックエディターの投稿画面
クラシックエディター
ブロックエディターの投稿画面
ブロックエディター

現状のWordPress本体の開発ロードマップを見ても、ブロックエディター機能を中心に発展させていく流れになっているので、ブロックエディター対応のSTROK19のリリースはとても良い流れだったのかなと思います。

STORK19のブロックエディター機能については記事中盤の「STORK19のブロックエディター徹底検証レビュー」で深掘りします。

STORK19テーマのメリット

WordPressテーマSTORK19のメリットとして僕が考える点を2つ紹介します。

  • お財布にやさしい購入金額
  • 柔軟な開発の姿勢

それぞれ書いていきます。

お財布にやさしい購入金額

STORK19は、11,000円で購入できます。

他のブログ向けWordPressテーマと比較すると、リーズナブルな価格であることが分かるかと思います。

テーマ金額支払い形式
JIN:R19,800円買い切り
Nishiki Pro17,800円買い切り
SWELL17,600円買い切り
Snow Monkey16,500円/年サブスクリプション
THE THOR16,280円買い切り
AFFINGER614,800円買い切り
JIN14,800円買い切り
SANGO14,800円買い切り
STORK1911,000円買い切り

人気有料テーマの価格相場は15,000~20,000円くらいなので、11,000円で購入できるSTORK19の金額は大きなメリットになると思います。

ただし、STORK19には「複数サイトで使えない」という注意点があるので後述します。

柔軟な開発の姿勢

STORK19では、機能追加を伴うアップデートの回数が増えてきています。

新しい機能が追加されるのは、どんどんテーマが便利になっていくということなので、とてもありがたいです。

特に、STORK19の機能追加の特徴として、「他テーマの良いところを取り入れる」という方向性が強いのかなと僕は感じています。

「STORK19だけで使える機能を増やす」よりも「他のテーマでできることをSTORK19でもできるようにする」という機能追加が多い印象を持っています。

さとしん

メリットとして紹介するか迷いましたが、STORK19は柔軟な姿勢で開発をされているなという印象です…!

STORK19テーマのデメリット

STORK19のデメリットとして2つ紹介します。

  • 特徴的な機能が少ない
  • 複数サイトで使えない

それぞれ書いていきます。

特徴的な機能が少ない

メリットで「他のテーマでできることをSTORK19でもできるようにする」という方向性が強そうだと書きました。

その弊害として、「STORK19といえば〇〇」という特徴的なポイントが個人的には思い浮かびにくいかなと感じています。

例えば、あくまで僕の視点での考えですが、他の人気テーマには以下のようなイメージがあります。

  • SANGOといえば、SANGO Landがすごい
  • SWELLといえば、機能や使い心地ともに最高峰のブロックエディター
  • JIN:Rといえば、豊富なデザイン設定とデザインプリセット機能が便利

STORK19では上記のような、そのテーマのことを考えたときに真っ先に浮かぶ推しポイントが少し弱いのかなという印象を持ってしまいました。

ただ、他テーマよりも安価で類似の機能が使えるという点は魅力でもあると思うので一概には言えませんが、この記事ではデメリットとして紹介しました。

とはいえ、日本国内のWordPressテーマがかなり高機能・多機能になってきたことからテーマ独自の差別化をしにくいという背景もあるのかなと思います。

さとしん

それにテーマを開発できるスキルを持っていることに対してもちろんリスペクトしております…!

複数サイトで使えない

もうひとつSTOKR19のデメリットは、1回の購入で1サイトにしか使えないという点です。

複数のサイトでSTORK19を使いたい場合は、サイト数分のSTORK19を購入する必要があります。

みにしん

購入金額が安いのは、この利用制限も影響しているかもしれないね…!

ちなみに、他の人気テーマでは基本的に自分のサイトなら複数使用OKのテーマがほとんどです。

いざブログをはじめてみると、「2サイト目を作りたい」と考える方がとても多いので、この利用制限については購入前にしっかり考慮して検討する必要があるデメリットだと感じます。

STORK19のブロックエディター徹底検証レビュー

現在、WordPress本体の開発はブロックエディター関連の機能追加、改善にかなり力を入れています。

そのことからWordPressテーマについても、最新のWordPressの開発に追従しながらブロックエディター面の機能を充実させているテーマを使うべきと僕は考えています。

そこで、STORK19テーマのブロックエディターについて実際に使ってみた感想をまとめていきたいと思います。

STORK19のブロックエディター機能や使い方は以下の記事にまとめています。

この記事では、主にブログ運営を想定して以下の項目に注目して紹介します。

  • 記事の書きやすさ
  • サイト型カスタマイズのしやすさ
  • その他便利機能

上記3項目について、他テーマと比較しながら僕なりの視点で評価をしてみた結果、以下のとおりとなりました。

記事の書きやすさ
7/10点
サイト型ブログ作りやすさ
7/10点
機能の独自性
5/10点

それぞれ書いていきます。

記事の書き心地|必要十分ではあるが物足りない点もあり

ブログ記事を書く際に、WordPressテーマに以下のような点を任せられるととても嬉しいです。

  • 直感的に装飾ができる
  • 執筆中に何度も繰り返す作業を効率化できる
  • 記事が見やすくなるような装飾やコンテンツを設置できる

上記3点を達成するために、僕がブログ記事執筆時に必要だと思う機能の一覧とSTORK19の対応状況を以下の表にまとめました。

機能対応状況
段落ブロックの装飾充実対応
吹き出しの登録機能対応
広告の一括管理機能対応
文字の装飾充実対応
リストブロックの装飾充実対応
ボックス装飾充実対応
テーブルブロックの機能拡張対応
アコーディオン機能対応
タブ切り替え非対応
FAQ(良くある質問)表示機能充実対応
ステップ(手順)表示機能対応

それぞれの項目を少しまとめます。

執筆効率を上げる機能

ブログ運営をしていて最も長く時間を費やすのは記事の執筆のはずです。

なので、その記事執筆が効率良く直感的に操作できるテーマを選ぶとものすごく快適になります。

執筆効率を上げる上でとても大切だと考える点は、入力した文章(段落ブロック)に対して、すぐに装飾を適用できるようになっているかどうかです。

例えば、STORK19では段落ブロックにスタイルが用意されているので、文章を入力した後すぐに装飾を適用できるので便利です。

また、ブログ記事でよく使われる吹き出しブロックのアイコンやデザインを事前に登録しておくことで時短につなげることもできます。

STORK19の吹き出しブロック-1

それから、アフィリエイト広告などは、ブログパーツ機能を使って一括で管理できるので、リンクの貼り替えなどが発生しても修正の手間が減ります。

ただし、ブログパーツ機能はWordPress標準の再利用ブロックの拡張版機能です。広告管理専用ではないので、その点ではやや管理が煩雑になってしまうかもしれません。この点はSWELLの広告タグ管理機能が広告管理専用機能なので、群を抜いて使いやすいかなという印象です。

装飾関係

読みやすい記事を書く上で、以下のような装飾を適度に活用することはとても大切だと思います。

  • マーカー線
  • 文字色
  • 箇条書き

STORK19には、上記のような機能がすべて実装されています。

その他にも、ルビ(読み仮名)を設定できたり、Google Fontへの変換もできます。アルファベットや難しい漢字の商品、サービスなどを紹介する際に、ルビを付けれる機能があるのはとても便利だなと思います。

リッチなコンテンツを作る機能

記事内に文字、箇条書き、画像などだけでなく、以下のようなコンテンツがあると更に表現の幅が広がります。

  • テーブル(表)
  • タブ切り替え
  • アコーディオン
  • FAQ

STORK19のテーブルブロックでは、横スクロールができるの列数の多い表を作る場合に便利です。

STORK19のテーブルブロック-1

ただ、セル背景にアイコンが挿入できるSWELLやSANGOのテーブルブロックと比較すると、機能面で少々劣るのが残念です。

参考各テーマやプラグインのテーブルブロック機能比較

他テーマと比較すると機能としてはかなりシンプルですが、コンテンツの開閉ができるアコーディオンブロックも用意されています。

STORK19のアコーディオンブロック-2

参考各テーマやプラグインのアコーディオンブロック機能比較

また、STORK19では、FAQコンテンツを配置しつつ、構造化データを利用することで検索結果に以下のようなリッチな表示をだすことができるので便利です。

STORK19のFAQ(Q&A)ブロック-1

参考各テーマやプラグインのFAQブロック機能比較

ただ、残念ながら複数のコンテンツを並べて、クリック(タップ)操作で表示を切り替えるタブブロックはSTORK19には無いので注意が必要です。

参考各テーマやプラグインのタブブロック機能比較

サイト型の作りやすさ|トップページを作るための最低限の機能はある

ブロガーさんの中には、おしゃれなサイトを作りたい、サイト型のトップページを作りたい、という方も多いと思います。

STORK19のサイト型カスタマイズのしやすさについても簡単に書いておきます。

STORK19でサイト型トップページを作りたい場合は、以下のようなブロックを活用します。

  • カバーブロック
  • 記事リストブロック

例えば以下のように活用するイメージです。

カバーブロックに背景画像や背景色を設定し、その中に記事リストブロックで条件ごとに記事を並べるような使い方をします。

STORK19のサイト型ブログ作り方

他テーマでは、以下のようなボックスリンクメニューやタブ切り替えができる要素をトップページに取り入れることができますが、STORK19では現状(記事執筆2023/1/25時点)できません。

サイト型トップページを作るためのブロック機能は、SWELLやSANGO、JIN:Rの方が充実しているというのが正直な感想です。

STORK19のブロックエディター機能全体の感想

STORK19はブロックエディター関連の開発も熱心に行われており、便利な機能も増えてきてすごいなと思います。ユーザーとしてはとてもありがたいことです。

ただやはり、SWELLやSANGOを意識しているのだろうなという機能追加が多い点に対して、僕は少しネガティブな印象も持ってしまいます。

さとしん

SWELLのブログパーツに対してSTORK19もブログパーツという名前と機能が同じ物を追加してきたときにはさすがに驚きました。。。

もちろん、競合を研究し少しでも良いものを作るという姿勢は素晴らしいことだと思いますし、どの業界でも当然のことだと思います。

現状は、人気他テーマの後を追うような形になってしまっている印象があるので、ぜひ今後、「STORK19と言えば〇〇」といった強みになる機能も実装されることを期待したいと思います。

STORK19テーマがおすすめの人・おすすめできない人

STORK19の利用をおすすめできる人、できない人を僕なりにまとめてみました。

おすすめできる:なるべく低コストで有料テーマを使用したい人

ブログ運営をされていて、有料テーマが欲しいけど値段が高くて躊躇しているという方も多いと思います。

他の人気なブログ向けWordPressテーマは15,000~20,000円前後ですが、STORK19は11,000円で購入が可能です。

もし数千円でも節約したいという方には、STORK19はおすすめできるテーマです。

投資額を抑えて有料テーマを導入する!

URL:

1度の購入で、複数サイトで利用できない点には注意が必要です。

おすすめできない:新しい機能が好きな人

新しい機能や、他のテーマにはない珍しく便利な機能などが使いたい方はSTORK19以外のテーマを利用されることをおすすめします。

現状のSTORK19の追加機能は、他テーマですでに実装されている機能であること多く。独自性や新規性という面ではやや他テーマに劣る印象です。

それでも、もちろん全体的に整っており必要な機能は十分揃っているのでサイト運営も快適に行えるはずです。

もし、独自の機能が頻繁に追加されるテーマはSWELLや、SANGO Landという仕組みを利用したSANGOなどのテーマがとても強い印象です。

参考SWELLの評判・口コミ・レビュー

参考SANGOの評判・感想レビュー

おすすめできない:少し凝ったサイト型カスタマイズがしたい人

例えば、トップページをおしゃれなサイト型にしたいという思いがある方は、STORK19以外のテーマを検討されると良いと思います。

ブロガーさんで、CSSやHTMLなどの知識がないけど、きれいなトップページを作りたい方は、JIN:R、SWELL、SANGOなどのテーマが良いかと思います。

これらのテーマは、トップページカスタマイズに役立つオリジナルブロックが複数用意されているのでオリジナリティも出しやすいです。

参考SWELLの評判・口コミ・レビュー

参考SANGOの評判・感想レビュー

参考JIN:Rの評判・感想レビュー

STORK19でブログを作る方法と使い方

STORK19でブログを作る方法も紹介しておきます。

  • STORK19の購入方法
  • STORK19の使い方

STORK19の購入方法

STORK19は公式サイトのトップページにある「カートへ入れる」ボタンをクリックして購入処理を進めていきます。

STORK19を購入する:

クレジットカードだけでなく、AmazonPayやPayPalなども使えるのでお好みの決済方法を選択してください。

STORK19の使い方

STORK19の公式サイト内にマニュアルがまとめられています。

STORK19公式マニュアル
STORK19 Setting
※記事執筆時点

全て読み込むのはなかなか大変ですが、この中の内容で基本的な疑問などはおおよそ解決するのではないかなと思います。

WordPressテーマSTORK19についての情報まとめ

WordPressテーマSTORK19について紹介してきました。

僕が考えるSTORK19のメリット。デメリットは以下です。

WordPressテーマSTORK19
総合評価
( 3.5 )
メリット
  • お財布に優しい購入金額
  • 柔軟な開発の姿勢
デメリット
  • 特徴的な機能が少ない
  • 複数サイトで使えない

また、現在のWordPressではブロックエディターの開発力がものすごく大切だと考えています。その中でSTORK19のブロックエディターについてのレビューは以下とおりです。

STORK19のブロックエディターレビュー
記事の書きやすさ
7/10点
サイト型ブログ作りやすさ
7/10点
機能の独自性
5/10点
各項目の一言コメントはこちら
記事の書きやすさ

必要十分だが、機能面では一部物足りない点がある

サイト型ブログの作りやすさ

最低限の機能はあるが、オリジナリティは出しにくい

機能の独自性

STORK19独自の特徴的な機能が無い

記事を書くという点については、効率よく書ける機能が整っていと思います。ただ、一歩進んでよりリッチな表現をしようすると少し物足りなさを感じることもありました。

また、サイト型トップページを作るという点では、最低限の機能はそろっていましたが、他テーマの方がサイト内の導線を確保するのに便利なブロックなどが充実していました。

とはいえ、他の人気テーマに比べて購入金額が安い点は、STORK19の大きな魅力だと思います。

WordPressテーマ選びの参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


の公式サイトはこちら…!

STORK19以外のおすすめのWordPressテーマは以下にまとめています。

STORK19以外のテーマのレビュー記事も執筆しています。

WordPressテーマSTORK19レビュー

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